アラスカクルーズ 酷暑を脱出!涼感あふれる辺境の旅

クルーズ旅行が今、身近な旅行のひとつとなってきています。

数年前に初めてクルーズ船に乗り、あまりの居心地の良さにクルーズのとりこになった私。

たくさんの航路があり、どこへ行こうか、どの船に乗ろうか、迷いますよね。

ここでは人気航路のひとつ、アラスカクルーズの魅力をお伝えしたいと思います!

アラスカクルーズの魅力

アラスカクルーズが運航されるのは、5月から9月までの4か月間。夏のクルーズの定番です。猛暑の日本を脱出して、涼感あふれる海の上をクルーズするのは最高です。大自然の中で過ごせば、日常から解放されてリフレッシュできるでしょう。

アラスカクルーズの醍醐味は海、山の両方を楽しめることです。海の上を進みながら、船に迫ってくるような山々を眺めることができます。フィヨルドなど内陸からは見ることができない景色がそこには広がります。

“The Last Frontier”(地上に残された最後の辺境)と言われるアラスカ。野生動物にとっても、この地球上に残された数少ない聖域のひとつ。クルーズ中も野生動物との出会いが楽しみのひとつになるでしょう。プカプカ浮かぶ氷河の上に横たわるアザラシ、大海原を行くクジラなど、船上から見かけることができるでしょう。

アラスカクルーズでは北に進むほど甲板は寒くなっていきます。温かいジャグジーもあり、景色を眺めながら浸かれば、露天風呂気分で最高です。アラスカクルーズの醍醐味は氷河です。崩落する氷河は圧巻です。メインイベントの氷河接近時は、厚手の羽織ものが必要なほどの寒さになります。甲板では温かいココアやスープのサービス、毛布の貸し出しなどがあります。温かい飲み物をいただきながらの氷河見学はなんとも贅沢だと思いませんか。

クルーズ船は海上の巨大リゾートホテル。海の上を進みながら、ショーを楽しんだり、グルメを堪能したり、プールやジムで体を動かしたり、船上だけでも時間が足りないほど楽しむことができます。

クルーズスケジュール

アラスカクルーズはアメリカ西海岸のシアトルやカナダのバンクーバーから出発し、1週間で同じ港に戻ってくるコース。1週間かけて片道でアンカレッジ近くまで北上、もしくはアンカレッジから南下するコースの2つがあります。

私が乗船したのはロイヤルカリビアンインターナショナルの「レディアンスオブザシーズ」、ホーランドアメリカ「ウェステルダム」。どちらも同じようなスケジュールでした。(スケジュールは毎年変わるので、その年の運行スケジュールをご確認ください。)

1日目 バンクーバー(カナダ)出発

2日目 終日航海日(インサイドパッセージ)

3日目 ジュノー寄港

4日目 スキャグウェイ寄港

5日目 ハバード氷河(船上)

6日目 ケチカン寄港

7日目 終日航海日

8日目 バンクーバー到着

寄港地の魅力:ジュノー

アラスカで最も美しい街と言われる州都ジュノー。アメリカがロシアからアラスカを買い取ったあとに建設された最初の街であり、金発見の結果誕生した最初の街でもあります。

インサイドパッセージの北端近くに位置し、背後に雪や氷河を頂いた山々が迫る土地に作られた坂の街なので、坂道を歩くのは少々大変かもしれませんが、船から港に降り立つと街並みが広がり、徒歩で十分に回れる広さです。

港から徒歩ですぐのところにロバート山があり、ケーブルカーで登ることができ、眼下には素晴らしい景色が広がります。

ジュノーの北21キロ、街に最も近いといわれる氷河、メンデンホール氷河があり、港よりバスやタクシーで行くこともできます。

クルーズ船では様々なオプショナルツアーを企画しています。ヘリコプターで氷河の上に降り立てば、氷河の割れ目をのぞくことができ、真っ青な氷が深くまで続いている・・・そんな幻想的な景色を楽しむことができます。メンデンホール湖でのラフティングはスリリングな経験ができます。

寄港地の魅力:スキャグウェイ

19世紀末。アラスカとカナダとの国境近くで金鉱が発見され、ゴールドラッシュが始まりました。そのルート上の出発点として、スキャグウェイに人々が押し寄せました。一時は数万人まで膨れ上がった人口も、現在はわずか800人ほど。100年前の街並みがそのまま残されており、ノスタルジックな雰囲気が漂います。徒歩で十分に回れる小ささ、気軽さで観光客に愛される街です。

スキャグウェイといえば、ホワイトパス&ユーコン鉄道。

ゴールドラッシュ時に、スキャグウェイからカナダのホワイト・ホースまでの約180キロを多くの人と荷物を載せて走り続けてきました。今は観光として、45キロの区間のみが営業しています。遠征の景観は素晴らしく、険しい渓谷を縫うように走る列車は非常に人気が高いです。

クルーズ船ではこの鉄道のツアーも企画しています。砂金ほりとのセットが人気があります。バスでホワイト・ホースまで行き、鉄道でスキャグウェイまで下ってきます。往復鉄道ですと、時間が大幅にかかるので、ツアーに参加するのがおすすめです。

寄港地の魅力:ケチカン

アラスカ最南端でカナダとの国境に近いケチカンは、アンカレッジ、フェアバンクス、ジュノーに次ぐ4番目に大きな町です。町はトンガス海峡に面して細長く延び、森や丘の緑、カラフルな家々に彩られたフィヨルドの景観は東南アラスカでも随一の美しさを誇っています。

もともとインディアンが鮭などの狩猟生活を送っていた土地で、漁業が盛んになった今では、”世界のサーモン首都”と呼ばれるほどです。

ここでは自然景観に加え、様々なインディアン部族が残したトーテムポールもあり、見どころとなっています。

町は徒歩で回れる広さです。ケチカンならではのものを見たいのであれば、アラスカ最大のトーテムポールのコレクションのある、トーテム遺産センターがおすすめです。ここでは鮭が養殖されており、生態を観察することもできます。

少し足を延ばせば、サックスマン・トーテム公園があり、インディアンのショーが行われたり、実際にトーテムポールを彫っている様子も見学できます。

ケチカンでもクルーズ船のオプショナルツアーは他の町と同様にアクティブなものがたくさん用意されています。水上飛行機で行くミスティフィヨルド観光では湖に着水し、フロートに降りれたりと貴重な体験ができますし、ジェットボートなどで山の中を巡るものもあり、たくさんの野生動物と出会うこともできます。

寄港地の魅力:ハバード氷河

寄港地ではなく、船上からの見学になりますが、クルーズメインの見所です。氷河が海にそそり立つ景色は船上からしか見ることができません。

海に面した幅が9キロ近くで、アラスカ最大です。氷河の流れるスピードが速いことでも有名です。

クルーズ船が近づいてくると、海に氷河の塊がプカプカ浮いてきます。氷河に最も近づいた時点で、船が何回かゆっくり旋回してくれるのでどの場所からも氷河を眺めることができます。じーっと見ていると、氷河が海に崩落する様子を見ることができます。私が乗船したクルーズ船は昼間の2時間そこに停泊していました。氷河を見ながらのランチは最高です。

子連れにもおすすめ

各寄港地はとても魅力的です。静かなアラスカの雰囲気がとても落ち着き、暑い夏を忘れさせてくれます。

子連れにもおすすめのクルーズ航路だと思います。定番航路の地中海やエーゲ海も素敵ですが、景観を楽しむことがどちらかといえば中心です。カリブ海はたくさんのアクティビティがありますが、何しろ日本から遠くて、子連れで長時間の飛行機は大変かもしれません。

アラスカクルーズの出発地はバンクーバーかシアトル。日本から8時間のフライトです。たくさんのアクティビティ、野生動物との出会い、大自然との出会いはきっと年代問わず、家族全員が満足できるものだと思います。

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