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地中海クルーズ 寄港地 マルタ島 おすすめ観光スポット【ノリッポ】

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地中海クルーズ 寄港地 マルタ島 おすすめ観光スポット【ノリッポ】

投稿日:2020/03/04 更新日:

マルタ島は、 イタリア の南・地中海の中央に位置するマルタ共和国内の島。温暖な気候に美しい海、世界遺産や遺跡、新鮮な海の幸が魅力です。マルタ共和国の公用語は英語。近年は語学留学の留学先としても人気があります。首都ヴァレッタには一年を通じてクルーズ船が寄港しています。

地中海クルーズ一覧

町全体が世界遺産 首都ヴァレッタ

地中海・エーゲ海クルーズの船が寄港するマルタ共和国の首都ヴァレッタ。ヴァレッタは街全体が世界遺産に登録されています。ヴァレッタの町は1565年のオスマントルコ軍との大包囲戦の経験から、聖ヨハネ騎士団によって難攻不落の都市となるよう設計され、城塞都市として建設され、1571年に完成しました。ヴァレッタの名前は当時のマルタ騎士団長であり、町の完成につくしたジャン・パリゾ・ド・ラ・ヴァレットに由来しています。

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ヴァレッタのおすすめ観光スポット

聖ヨハネ大聖堂

聖ヨハネ大聖堂は建築家ジェラーロモ・カッサールの設計で1578年に完成しました。外観はシンプルな造りですが、内観はバロック風の絢爛豪華な造りとなっていて、マルタ騎士団の資金の豊富さをしのぶことができます。会堂の側面は騎士団を構成する八つのグループのそれぞれの礼拝堂があり、正面には主祭壇があります。天井には、騎士団の守護聖人、聖ヨハネの生涯が描かれ、身廊の床全体には約400枚のモザイク画で埋め尽くされています。主聖堂に付属する美術館では、附属美術館が併設されており、カラバッジオの「洗礼者ヨハネの斬首」や「聖ヒエロニムス」や騎士団の衣装などが展示されています。

騎士団長の宮殿

騎士団長の宮殿は、騎士団長の公邸でした。宮殿は、騎士団長ピエトロ・デル・モンテの命によって聖ヨハネ大聖堂も設計した建築家ジェラーロモ・カッサールによって建設されました。1階には、兵舎、厨房、貯蔵所などがあり、2階は、大広間や会議室、騎士団長の執務室などが設けられ「貴族の階」と呼ばれていました。2階には見事なタペストリーが壁を覆っている「タペストリーの間」やオスマン帝国との戦いを描いたフレスコ画がある「最高評議会の間」もあります。現在は大統領や、政府機関として使用されています。

国立考古学博物館

16世紀マルタ騎士団のプロヴァンス地方出身者の宿舎をを利用した博物館。紀元前5200から2500年のマルタ考古学上、非常に貴重な遺跡を展示している博物館です。「マルタヴィーナス」は未だに多くの謎に包まれている地下神殿ハイポジュームから発見された大変貴重な女体の形をした遺跡は必見です。

 アッパーバラッカガーデン

アッパーバラッカガーデンはグランドハーバーを見渡すことができる公園。聖ヨハネ騎士団が、マルタにたどり着いて最初に築いた町 ヴィットリーオーザなどの町並みも一望することができます。もともとは近くに宿舎があったイタリア出身の騎士団員のプライベートガーデンでした。

カーサ・ロッカ・ピッコラ

カーサ・ロッカ・ピッコラは16世紀に建てられた貴族マルタ家デピロの宮殿。現在も当時から10代目の子孫が実際に住んでいます。建物の中はたくさんの絵画や家具、アンティーク食器などを見ることができます。

豪華客船で行く地中海クルーズ

他にもヨーロッパで3番目に古い劇場マノエル劇場、ヨハネ騎士団がオスマン・トルコ帝国を迎え撃つために築いたエルモ砦などヴァレッタだけでも見どころは尽きません。エーゲ海の島々などとともに美しい景観と歴史・文化を感じることができます。

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take

ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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