飛行機のフライト便名には、3ケタと4ケタがある。
例えば、日本航空(JAL)の成田-シカゴ区間を飛んでいるフライトには、
JAL010便とJAL7010便がある。
JAL010便は、3ケタ便名
JAL7010便は、4ケタ便名となる。
3ケタ便名と4ケタ便名には、ただ、便名の違いだけではない違いが隠れている。
ずばり!!!
オリジナルフライトの便名は3ケタ
他社との共同運航便は4ケタになる。(※例外もあるが、大まかに)
この違いによって、様々な違いが出てくる。
成田⇒シカゴ線を例にとって説明する。
JAL010便 →JAL運航のオリジナル便 サービスや機材はJALの提供。
JAL7010便 →JALとアメリカン航空(AA便)との共同運航便となり、サービスや機材はすべてアメリカン航空の提供。便名だけを見て、『日系で日本語スタッフがいるから安心だ』と思っても、実際はアメリカン航空の飛行機に乗ることになるのでご注意を!
逆パターンもしかり
AA154便 →アメリカン航空のオリジナル便、サービスや機材はアメリカン航空の提供。
AA8405便 →JALとの共同運航便となり、サービスや機材はすべてJALの提供となる。
つまり、JL010便とAA8405便は便名が違うだけで、中身は同一のフライトである。そして、3ケタ便名であるJALが主体の運航会社となる。JAL7010便とAA154便も同様。3ケタ便名であるアメリカン航空が運航会社となる。
ここでポイント!!
オリジナル便と共同運航便は、空席と料金が、2社間で必ずしも連動していない!
どうしても、日系のJALでシカゴへ行きたかったとしよう。
だが、JALの空席照会で検索しても空席がない、もしくは、料金が高く予算オーバ。。。。。
泣く泣く諦めてしまいそうになる。
が、しかし!!!!
あきらめるのは、まだ早い!!!!!!!
JALのサイトで空席がなくても、アメリカン航空の空席照会で検索すると、4桁フライト(中身はJAL)で空席があり、しかも料金も安く取れるということがあるのだ!
共同運航便がある場合は、各々航空会社のサイトより検索し、空席・料金を比較してみるといい。注意事項は、マイレージや座席指定のサービスが3ケタ便名で予約するのと、4ケタ便名で予約するのでは、もちろん異なってくること。チェックインカウンターもオリジナルフライト(3ケタ便名)の航空会社カウンターで行うことになること。
JAL7010便で予約を取ったら、アメリカン航空のカウンターへ、AA8405便で予約を取ったら、日本航空のカウンターへ行かなければならない。
Have a nice trip !