人気再燃中のSL蒸気機関車を紹介する企画。
今回、ついに映画や小説『鉄道員』でも有名な北海道に進出!
その名も「SL冬の湿原号」を取り上げます。
冬限定で走るSLの勇敢な黒の車体と、雪の白美のコントラストは、鉄道ファンならずとも幻想的な冬景色。
早速、その魅力を見ていきましょう!
SL冬の湿原号とは?
SL冬の湿原号は2000年から北海道旅客鉄道(JR北海道)が運行している臨時列車です。
1月と2月の厳冬期限定で運行するレアさも魅力のひとつ。
釧路湿原を縦断することから、タンチョウ、エゾシカ、オオワシなどの姿を目にすることも多くありますよ。
SL冬の湿原号の停車駅
SL冬の湿原号の停車駅は以下の通りです。
釧路駅—東釧路駅—釧路湿原駅—塘路駅—茅沼駅—標茶駅
6駅間で片道約4時間半、1日1往復します。
チケット購入方法
冬の湿原号は全席指定席です。
料金は釧路〜標茶駅間で乗車料金1,070円+指定席券820円=1,890円。
JR駅の窓口・券売機、および各旅行会社で購入が可能となっています。
また、乗車券と宿泊がセットになったツアーはJR北海道のホームページより申し込みができますよ。
魅力①こだわりの内装
車内はニス塗りの重厚な壁、木枠のニスなど、懐かしい“レトロ感”にこだわった内装になっています。
昔懐かしの「だるまストーブ」も
だるまストーブは暖房以外にも車内販売のスルメを焼いて食べられるようになっています。こちらも、ぜひ一度ご賞味あれ♪
幻想的な冬の釧路湿原へ!
冬の湿原号の魅力は、なんといってもやはり釧路の大自然。
ワイルドライフ(野生動物)やラフボートなどのレジャーも楽しめ、冬ならではの幻想的な世界に酔いしれることができます。
SLとともに、雪に願う冬の北海道を満喫してくださいね。