2019年3月に就航したMSCクルーズの客船MSCベリッシマ。2020年に日本に初めて寄港して、チャータークルーズを実施します。「ベリッシマ」はイタリア語で「最も美しい女性」という意味。1951年に公開されたイタリア映画のタイトルです。日本に寄港するクルーズ船の中で過去最大級の客船(2019年9月現在)となるMSCベリッシマ号について、この記事では紹介します。
MSCベリッシマ号とは?
船の概要
MSCベリッシマ号はMSCメラビリアという客船の姉妹船になります。総トン数は 171,598トン、全長315.8m、全幅43.0mです。
快適な船上ライフを実現する「MSCフォー・ミー」
MSCベリッシマ号では乗船客と乗組員、そして客船そのものを繋ぐことができる画期的なテクノロジーMSCフォーミーが導入されています。船内で必要な情報の入手が常に可能で、日々のイベント、アクティビティ、ハイライト情報を閲覧できたり、ショーやスパ、寄港地観光に関する簡単な情報の案内や予約が可能になります。乗船前に専用アプリをダウンロードして利用することができます。また船内の至る所にインタラクティブ・タッチパネルが設置されていて、それぞれの客室にもインタラクティブキャビンTVが設置されています。
船内レストランやアトラクション
船内には12か所の世界各国のダイニングレストランや20箇所のバーが用意されています。また日本でもおなじみのシルク・ドゥ・ソレイユがオリジナルショーの開催、砂漠をテーマにしたアリゾナアクアパークなどの船内アクティビティが用意されています。また家族旅行にうれしいレゴと協力した子供向け施設もあります。更にはF1シュミレーターで迫力満点のレースの興奮を体験することもできます。
ベリッシマ・ガレリア
ベリッシマガレリアは魅力的なブティック、レストランが並ぶ96メートルにも及ぶ中央プロムナード。ショッピングや食事はもちろん、くつろいだ社交の場ともなる静かなスペースです。夜になると、音楽、パーティー、そしてエンターテインメントで活気に満ち溢れます。屋内プロムナードの天井全体は480平方メートルの巨大なLEDスクリーンで覆われています。風景、季節のイベント、日の出、夕日、そして星空など感動的なデジタルの空が魔法のように目を楽しませてくれます。
2020年GW日本発着チャータークルーズ
H.I.S.とクルーズプラネット、ベストワンドットコムの3社共同で「MSCベリッシマで航く 南国土佐と石垣島・宮古島・台湾 美ら海クルーズ9日間」というチャータークルーズが実施されます。クルーズの概要は下記の通り。
日程: 2020年4月28日~5月6日
出発地: 横浜港(大黒ふ頭)
食事回数: 全食事付き(朝8回、昼7回、夕8回)
旅行代金: 15万8000円~98万円(2名1室利用時の大人1名あたり、港湾費用や船内チップなど別途必要)
既に大好評を博しているチャータークルーズ。春の南国の魅力を友達や夫婦、カップル、家族連れでそれぞれで楽しむことができます。まだまだ来年のゴールデンウィークと思っていても安心はできません。予約はお早めがおすすめです。就航したばかりの最新型のクルーズ船で日常を忘れた船の旅を楽しんではいかがでしょうか。
2020年ゴールデンウィーク 南国土佐・石垣島・宮古島・台湾 美ら海クルーズ 9日間
新型コロナウィルスの影響で中止