クルーズ寄港の定番 那覇での寄港地観光 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

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那覇 クルーズ寄港地 琉球王国 栄華を偲ぶ

投稿日:2018/11/14 更新日:

年間を通じてクルーズ船が寄港する那覇

沖縄県の県庁所在地の那覇は年間を通じて多くのクルーズ船が寄港します。台湾の基隆や西日本各地の都市に寄港するクルーズとともにコースが組まれていることが多いです。明治時代前は琉球王国として独自の文化を持つ沖縄。市内には1992年に復元された首里城をはじめ当時をしのばせるスポットも市内には点在しています。また沖縄ならではのグルメも楽しむことができます。クルーズ参加者向けのオプショナルツアーでも立ち寄る那覇の見どころを紹介します。

琉球王国の歴史を辿る① 首里城

琉球王国時代に国王が住んでいたのが首里城。第二次世界大戦の沖縄戦で完全に破壊されてしまいましたが、1992年に復元されました。そして2000年12月には「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されました。城内は色鮮やかな朱塗りの建物が立ち並んで目を見張るものがあります。中国をはじめ日本、朝鮮、東南アジア諸国との中継貿易で栄えた琉球王国の政治・文化・外交の中心として威容を誇ったかつての栄華を偲ぶことができます。

琉球王国の歴史を辿る② 識名園

識名園は、琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されました。庭園は池のまわりを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことができます。池に浮かぶ島には中国風あずまやの六角堂や大小のアーチが配されていて、池の周囲には琉球石灰岩を積みまわすといった琉球独特の工夫が見られる中国の様式と琉球独自の様式を折衷した庭園です。この庭園も戦争で破壊されたのですが、戦後復元され、現在は世界遺産の構成資産の一つになっています。

那覇のメインストリート、国際通り

国際通りは那覇市の県庁北口交差点から安里三叉路にかけての約1.6kmの通りの名称です。戦後の焼け野原から目覚しい発展を遂げたこと、長さがほぼ1マイルであることから「奇跡の一マイル」とも呼ばれています。現在は沖縄県で最大の繁華街として栄えてデパートや土産物店に加えて多くのレストランやカフェも立ち並んでいます。「那覇市民の台所」として長年親しまれていて沖縄の特産品なども買うことができる牧志公設市場もこの通りの近くにあります。

那覇寄港のクルーズ情報

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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