2019年に大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が初めて寄港して、2020年の気候も既に決まっている新潟港。他にもコスタネオマンチカや飛鳥Ⅱといったクルーズ船の入港も相次いでいます。新潟は日本有数の「米どころ」として有名ですが、日本酒も名産品として知られています。世界有数の豪雪地帯として冬は雪にに見舞われますが、その豊富な雪解け水が上質な日本酒を作るのに適しています。新潟で下船した際のおすすめの下船観光スポットをこの記事ではご案内させていただきます。
新潟屈指のパワースポット 弥彦神社
「弥彦神社」は古くから越後一宮として県内外の信仰を集め、地元の人には「おやひこさま」の敬称で親しまれています。弥彦山を背景にした静かな境内はパワースポットとして全国的にも有名です。主祭神である天照大神の曾孫の天香山命は、越後国の開拓の祖であり、万能の神様です。特に仕事や恋愛に強いご利益があるといわれています。
新潟港から車で約1時間
別名「あやめ城」 新発田城
新発田城は、別名「あやめ城」とも呼ばれています。新発田藩の初代藩主溝口秀勝が慶長3年(1598年)に築城を始めて三代藩主宣直のときに完成しました。新発田城は政治・経済の中心として交通の便利さを考え、平地につくった平城で江戸時代以後に築城された城郭の特徴を示しています。石垣がすき間なくかみ合うようにきちんと積まれる「切込はぎ」と呼ばれる美観を重視した技法でつくられ、北国の城特有の海鼠壁が見どころです。春の桜の季節、真冬の雪をすっぽりかぶった様子、四季折々の風情を楽しむことができます。「日本100名城」の一つです。
開門時間 午前9時~午後5時(11月のみ午後4時30分閉門) 4月~11月に開門
入場料無料
新潟港から車で約1時間
「魚のアメ横」 寺泊の魚市場通り
寺泊の魚市場通りは日本海に面した国道402号線沿いに海産物市場が軒を連ねている通りです。鮮魚店や土産物店など11店舗が並び、地元の寺泊港や出雲崎港に水揚げされた新鮮な魚をはじめとする魚の宝庫で「魚のアメ横」と呼ばれる所以です。イカやホタテ、旬の魚を焼いた名物浜焼きを、浜風に吹かれながら食堂で楽しむことができます。新鮮な日本海の海の幸をご堪能ください。
新潟港から車で約1時間
各寄港地では乗船客を対象にした「寄港地観光ツアー」が各船会社によって組まれています。寄港地観光ツアーもうまく活用しながら新潟の魅力をお楽しみください。