箱根登山バスで実感 箱根駅伝の感動【ノリッポ】 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

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箱根登山バスで実感 箱根駅伝の感動【ノリッポ】

投稿日:2018/09/10 更新日:

箱根駅伝往路5区山登り

毎年1月2日と3日に行われる箱根駅伝。お正月の箱根の風物詩であり、テレビ中継もあるので、テレビで見る人も多いと思います。数々のドラマを生み出してきたのが、1月2日に走る往路の5区、「山登り」の区間です。小田原駅を出発するランナーは箱根湯本駅を通って、芦ノ湖のゴール地点まで標高差約800メートルを走る過酷な区間です。箱根登山バスの路線バスでは箱根駅伝の5区のコースを通って、往路のゴール地点芦ノ湖まで移動する路線があります。

箱根登山バス 箱根町線で駅伝コースを走る

箱根湯本駅を降りると道路渡って向かい側にバス乗り場があります。バス停には係員がいて、乗り場の案内、時刻案内をしてくれます。ちなみに乗り場は2番、路線番号はH、行先は箱根町港行きのバスに乗ってください。

バスは箱根湯本駅を出発すると、塔ノ沢を通って宮ノ下へと向かいます。富士屋ホテルの角を右折して、小涌谷駅を過ぎて、坂道をバスは登っていきます。車窓からはテレビで見ることができる光景を見ることができて、この急勾配を走る各大学のランナーの苦労を思い浮かべることができます。バスは坂を上りきると海賊船の終点でもある元箱根港を通って、往路のゴール地点でもある箱根町港へと向かいます。

箱根駅伝の全てがわかる 箱根駅伝ミュージアム

往路のゴール地点にあるのが箱根駅伝ミュージアム。第一回大会から直近の大会までの箱根駅伝の全てが展示されています。過去の大会のハイライトの映像も見ることができます。平日は10:00~16:30、土日祝日は9:30~17:00入館は閉館の30分前までです。入場料は大人500円、中学生と小学生は300円で原則年中無休です。(冬季休業の可能性あり、要問合せ)

途中下車して実際にコースを歩いてみる

箱根登山バスはほぼ20分毎、1時間に3本程度の頻度で運行しています。小涌谷駅で下車して、小涌園まで実際に歩いてみるとどれだけ急な坂道かを実感することもできます。体力と脚力に自信がある方、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

箱根の旅におすすめのフリーきっぷ

箱根フリーパス

箱根の旅におすすめなのが「箱根フリーパス」。発着駅から小田原駅までの小田急線小田原線の往復乗車券と箱根登山鉄道全線、箱根ケーブルカー、箱根ロープウェー、芦ノ湖の海賊船、箱根登山バス、観光施設巡りバスが乗り放題になるお得で便利な乗車券です。2日間用と3日間用の2種類があり、発着駅によって料金が異なりますが、新宿発着の場合おとなは2日間用が5,140円、3日用が5,640円です。ロマンスカーに乗るときは別途、指定席特急券が必要になります。

箱根旧街道・1号線きっぷ

出発発駅~小田原駅区間の小田急小田原線の往復運賃と箱根登山鉄道の小田原駅~小涌谷駅間、箱根登山バスの小田原駅~箱根町港間(国道1号線・旧街道・箱根新道線経由)が乗り降り自由になるきっぷ。有効期間は1日間。新宿発着の場合、おとなは3,320円です。ロマンスカーは別途料金が必要です。日帰り旅行におすすめなきっぷです。

テレビで見る坂道を駆け上がる走者の姿を思い浮かべることができること間違いなしです。改めて箱根駅伝をテレビ観戦すると、「あの時見た景色」を見ることができるかもしれません。

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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