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【立山黒部アルペンルート】 秋の見どころと観光情報、おすすめバスツアー〜2024年版〜【ノリッポ】

投稿日:2024/09/05 更新日:

立山黒部アルペンルートとは?

1971年に全面開通した立山黒部アルペンルートは、富山県立山町の立山駅と長野県大町市の扇沢駅とを結ぶ山岳観光ルート。立山連峰の景観を望む立山ロープウェイ、全線地下式のケーブルカー、黒部ダム建設に用いられたトンネルを通るトロリーバス、国内一の堤高を持つ黒部ダムの堰堤上の徒歩での移動など、雲上に広がる立山黒部の雄大な景観と四季折々の自然を楽しみながらさまざまな乗り物を乗り継いで移動します。

立山黒部アルペンルートの秋の見どころ

日本最古の山小屋のある景観スポット 室堂

室堂は標高2,450mに位置している立山黒部アルペンルートの中心地です。
目の前には剱岳、立山三山((雄山、大汝山、富士ノ折立)をはじめとする3,000m級の雄大な山々を一望することができます。

立山火山の火山湖である「みくりが池」、火山活動を目の当たりにすることができる「地獄谷」を見ることが出来ます。
立山室堂は日本最古の山小屋といわれています。

秋には紅葉が見事で、特にハイマツの黄色やナナカマドの赤が美しいコントラストを作ります。

立山_紅葉

ラムサール条約登録地の湿原 弥陀ヶ原

弥陀ヶ原は約10万年前に立山の火山活動で噴出した多量の軽石や火山灰などで出来た立山の西斜面に広がる溶岩台地です。
標高1,600mから2,000m、東西4km、南北約2kmにわたる高原です。

中央部には高山植物の草原や湿地帯が分布していて大日平や称名滝とともに2012年にラムサール条約に登録されました。

秋になると湿原が黄金色に輝いてまるで絵葉書のよう。特にススキの穂が風に揺れる光景は見逃せません。
ここから望む立山連峰の紅葉も絶景で、多くの写真愛好家に人気があります。

日本一の高さのダム 黒部ダム

通称「くろよん」と呼ばれる黒部ダム。昭和31年(1956)着工して7年の歳月と建設当時の費用で総工費513億円をかけて完成しました。

一番の見どころは高さ186m、長さ492 mの堤から行われる放水。毎秒10トン以上の水が日本一の高さから噴き上げる光景は迫力満点。
晴れた日には水しぶきに光が乱反射して、キラキラした虹を見ることもできます。

特に外階段の最終地点にある展望広場「レインボーテラス」では、放水の勢いによって風が噴き上がる、ミストシャワーを体感することができます。
黒部湖遊覧船「ガルベ」は30分かけて黒部湖を一周。
目の前に迫る北アルプスを見あげながら、雄大に広がる黒部の大自然を気軽に満喫することができます。

秋は立山の頂上付近から色づきはじめ、少しずつ紅葉が黒部ダムへと降りてくる「三段紅葉」が見事です。
秋にはダム周辺の山々が紅葉に包まれ、その美しさが一層際立ちます。

黒部ダムレストハウスの「黒部ダムカレー」はエメラルドグリーンの黒部湖をイメージした緑色のルーが特徴。
色合いを出すため、「ほうれん草ペースト」を使用しています。

黒部ダム_紅葉

恋愛成就のパワースポット 美女平

美女平は、標高977mの場所にあり、豊かな原生林が広がるエリアです。

10月上旬からブナやナナカマド、ダケカンバが鮮やかに色づきはじめ、
遊歩道では紅葉した木々のトンネルが出迎えてくれます。
特にブナ林の紅葉が見どころです。

ここでは「大杉」や「神々の森」と呼ばれるスポットもあり、
荘厳な自然の中でリフレッシュできます。
美女平駅舎前にある美女杉は恋愛成就の杉として知られる人気のパワースポットです。

美女平から少し下った場所にある千寿ヶ原もおすすめ。特
カエデやナナカマドが美しい色合いを見せ、落ち葉が敷き詰められた道はまるで紅葉のカーペットのようです。
静かな環境でゆったりと紅葉を楽しめるスポットです。

圧巻のパノラマビューを満喫!大観峰

大観峰は標高2,316mに位置し、黒部ダムと立山連峰を一望できる絶景ポイントです。
秋には周辺の山々が紅葉に染まり、特に日の出や夕日の時間帯には、山並みが黄金色に輝く美しい風景が広がります。
展望台からのパノラマビューは圧巻です。

「日本の滝100選」称名滝

称名滝は、日本一の落差を誇る滝で、標高1,000mから流れ落ちる水の勢いが迫力満点です。
秋には滝周辺の山々が紅葉に彩られ、滝と紅葉のコントラストが見事です。
滝の音と色とりどりの紅葉が織りなす景観は、心を癒してくれます。

立山黒部アルペンルートはバスツアーがおすすめ

6つの乗り物を乗り継ぐ立山黒部アルペンルート。全線を通り抜けるとなると約6時間〜7時間ほど時間がかかります。
また個人旅行で移動するとなると荷物を持っての移動も大変。
さらに、紅葉の時期は週末を中心にとっても混み合って、乗車券の購入・発券に時間がかかったりします。

バスツアーならそんな心配も無用。大きな荷物はバスのトランクに預けることができるので、
気軽に、手軽に立山黒部アルペンルートの通り抜けを楽しめます。

乗車券もあらかじめ用意されているので、個人で予約したり、受け取ったりする手間も省けます。

さらに立山黒部アルペンルートとあわせて人気観光地も訪ねることもできます。
バスツアーでは、スケジュールがしっかりと組まれていて、見どころを効率よく回ることができます。
これにより、限られた時間でも主要なスポットをすべて楽しむことができ、
移動や待ち時間を最小限に抑えられます。

 

 

【2024年秋】立山黒部アルペンルート おすすめのバスツアー

そんな立山黒部アルペンルートの秋のバスツアーを紹介します。

【東京発】●11/28発限定・立山トロリーバスラストラン特別企画●立山黒部アルペンルート&JR小海線と最高地点・鉄道神社「5つ星の宿」立山プリンスホテル2日間<長野県・扇沢~富山県・室堂往復コース>

【新宿[都庁]発】<期間限定最大3,000円割引クーポン配布中>10/10発限定!豪華絢爛な秋の高山祭&秋色彩る立山黒部アルペンルート2日間<富山県・立山~長野県・扇沢横断コース>

【東京発】<期間限定最大3,000円割引クーポン配布中>お得に!絶景の立山黒部アルペンルートと世界遺産・白川郷2日間 <富山県・立山~長野県・扇沢横断コース>

【東京発】<期間限定最大3,000円割引クーポン配布中>絶景ロープウェイなど4つの乗り物乗車★「立山黒部アルペンルート」と天空の箱庭「八島湿原」散策 2日間<長野県・扇沢~富山県・室堂折り返しコース>

まとめ

公共交通機関だと移動が難しいスポットもバスツアーなら移動も楽々。マイカーやレンタカーで移動では車を運転するドライバーは道迷いなど何かと気疲れしてしまうもの。アルコールも飲むこともできません。しかしバスツアーならそんな心配も無用。

バスツアーに参加して秋の立山黒部アルペンルートを楽しんではいかがですか。

 

 

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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