河津桜は伊豆半島にある河津町の名産で、川辺に咲き誇る桜は見ごたえ抜群。東京から日帰り観光も十分可能で河津桜まつりには毎年多くの観光客が訪れます。
河津桜とは
河津桜はで2月上旬から開花が始まり、本州では早咲きの桜に分類されます。カンヒ桜と大島桜の自然交配種と言われていて、ソメイヨシノの品種に比べ、濃いめのピンク色が特徴です。開花から約1カ月間を経ってらから満開になるので長くに渡り楽しむことができます。いちばんの見頃といわれているのは満開になる前の6~8分咲きです。川沿いに咲き誇るピンク色の桜が広がる景色はまさにインスタ映え間違いなしです。
河津桜まつり
毎年、河津桜の開花時期にあわせて開催される「河津桜まつり」。屋台や催し物、夜間には桜のライトアップも行われ夜桜見物も楽しめます。2021年の「河津桜まつり」は2月10日(水)から3月10日(水)まで開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う11都府県への緊急事態宣言再発令によって地域住民の健康面や安全面への影響を考慮して初の開催中止となりました。「桜まつり」は中止になりますが、実行委員会は健康チェックブースや巡回スタッフによる来場者への検温など健康確認、専門スタッフによる町内観光トイレ、公共トイレの定期的な清掃・消毒、主要箇所でのアルコール設置などの感染症対策に取り組むとのことです。
河津町へのアクセス
「河津桜まつり」の最寄り駅は伊豆急行線の河津駅。東京駅からは特急踊り子号、サフィール踊り子号が直通で運行しています。おすすめは2020年3月に登場したサフィール踊り子号。スーパービュー踊り子号から車両も社内サービスも格段にグレードアップして、快適な旅を楽しむことができます。サフィール踊り子号の記事はこちら。
サフィール踊り子号は全席指定。「河津桜まつり」期間中は特に週末を中心に例年、満席になることも多いので、早めの予約が安心です。JRの指定席の発売開始は「乗車日の1か月前の朝10時」です。東海道新幹線は熱海駅で下車してJR伊東線に乗り換えです。
「河津桜まつり」を訪ねるツアー
バスツアー
『ピンクと黄色のコントラスト!伊豆☆春の風物詩「河津桜まつり」と金目鯛尽くし御膳&いちご狩り食べ放題』のコースでは河津桜と春の味覚いちご狩りと食べ放題、さらに伊豆地方の海の幸金目鯛の料理を楽しめます。新宿発、横浜発の設定があります。『春の訪れ♪「河津桜まつり」といちご狩り食べ放題!伊豆三景を望む「下田ロープウェイ」&全室オーシャンビュー下田プリンスホテル2日間』は東京の新宿発着の1泊2日のツアー。河津桜に加えて、福岡県の「さげもん」、山形県の「傘福」と並び日本三大つるし飾りの一つで、稲取温泉の「雛のつるし飾り」も楽しみます。1月20日(水)から3月31日(水)まで「雛のつるし飾りまつり」が開催されます。ツアーで訪れる「文化会館 雛の館」では「煌びやかな豪華な現代風飾り」をイメージして展示しています。いちご狩り、そして伊豆の海の幸も楽しめるコースです。『【1名2席利用コース】伊勢海老・あわび・金目鯛の伊豆3大味覚を堪能!春の訪れ♪「河津桜まつり」といちご狩り食べ放題!ホテル伊豆急2日間』は東京の新宿発着の1泊2日のツアー。夕食はなんと伊勢海老・あわび・金目鯛の伊豆を代表する三大味覚を味わえるぜいたくな和会席。さらには伊豆地方のワイナリー訪問、いちご狩りに食べ放題とグルメを満喫できるコースです。
JRツアー
JR東日本系列の「びゅう」では往復「踊り子号」「サフィール踊り子号」利用のフリープランが発売されています。「伊豆今井浜東急ホテル」での昼食付です。東京駅、新宿駅、池袋駅、我孫子駅の各駅発着の特急列車利用のコースがあります。またJR西日本系列の大手旅行会社、日本旅行でも「JR+宿泊」のセットプランもおすすめ。東京発、埼玉発、千葉発、横浜発といった首都圏だけではなく、名古屋発の設定もあって、宿も予算や好みに応じて選ぶことができます。JRと宿はもちろん、個人でも予約が可能ですが、「JR+宿泊」がセットになることで割安になることもあります。また「Go To キャンペーン」を利用する場合、個人手配の場合は給付対象は宿のみ、旅行会社のフリープランなら宿に加えて往復JRも給付対象となります。
2021年は緊急事態宣言再発令によってなかなか足を運びにくい状況にはあるかと思います。河津桜は一人旅から友達同士、女子旅、夫婦・カップルにオススメ。もちろん家族連れでも楽しめます。来年以降も桜は咲きます。一日も早い新型コロナウィルス収束を願うばかりですね。