「河津桜まつり」は伊豆半島に春の訪れを知らせる風物詩。早咲きの桜を楽しめることで根強い人気を誇っています。「第35回河津桜まつり」は2025年2月1日(土)から2月28日(金)まで開催。イベント情報を紹介します。
夜桜ライトアップ
夜桜ライトアップは「河津桜まつり」の開催期間中、毎日18時から21時まで開催されます。ライトアップされるエリアは次の通りです。
館橋下流と河津駅周辺
河津駅前の館橋より下流のエリアがライトアップされます。この区域には、河津桜のトンネルが形成され、光と影によって独特な雰囲気を楽しむことができます。
かわづいでゆ橋付近
川の上流側にあるかわづいでゆ橋付近もライトアップされます。このエリアは街灯が少ないため、ほの暗い雰囲気で散策することができます。
踊り子温泉会館裏
踊り子温泉会館裏の桜並木もライトアップされ、桜のトンネルを形成しています。ここは光を反射する桜の花が多く、華やかな夜桜を楽しむことができます。
河津七滝ループ橋
河津七滝ループ橋の下にも河津桜が植えられており、ライトアップされます。ループ橋と光に照らされた桜の組み合わせは幻想的です
また町内各所に点在する今井浜の桜、豊泉の桜、役場の桜、音蔵の桜、上河原の桜、涅槃の桜の6本の名木もライトアップされます
屋台とおすすめグルメ
河津桜まつり期間中、約120軒の屋台がライトアップエリアを中心に毎日出店、様々な地元グルメや季節限定メニューが販売されます。
焼き物と串料理
- 牛串: 正木商店の牛串は特に人気で、500円で提供され、炭火焼きの味が楽しめます
- ヤキソバ: 富士宮ヤキソバや正木商店のヤキソバが人気で、300〜500円で提供されます
- 金目鯛の押し寿司: 金目鯛を使った押し寿司は700円で提供され、季節限定の味覚を楽しむことができます
海鮮料理
- 地魚十貫: 河津駅近くの「すし信」では、地魚十貫が提供され、キンメダイ、ヒラメ、ホウボウ、カンパチなど、河津の旬な地魚を楽しむことができます
- 伊豆海鮮丼: 河津駅前の海鮮丼屋では、1,980円の伊豆海鮮丼が人気で、まぐろ、しゃけ、甘エビ、いくらなどが入っています
地元特産品
- わさび丼: テレビ番組『孤独のグルメ』で取り上げられた「わさび丼」は、600円で提供され、地元で採れた新鮮なわさびを味わうことができます
- わさび漬け: 老舗のわさびの丸山園では、高価なわさび漬けの試食コーナーがあり、自由に食べることができます
その他のグルメ
- 猪汁: 七滝めぐりでお腹が空いたら、地元で取れた猪肉と野菜がたっぷり入った「猪汁」がオススメです。具材がたくさん入っていて、ボリューム満点の猪汁ライスセットが1,200円で提供されます
- 桜えびのかき揚げ: 桜えびを使った料理も人気で、サクサクの食感が楽しめます
サンマの押し寿司: 桜祭りならではの珍しいグルメとして、サンマの旨味がギュッと詰まった押し寿司がオススメです
スイーツ
- 桜ふわっこまんじゅう: 6個入りで500円の「桜ふわっこまんじゅう」は人気のスイーツです
- わさび味のソフトクリーム: 出合茶屋では、わさび味のソフトクリームが350円で提供され、ツンと鼻にぬけるわさびの辛味とバニラの甘さが絶妙にマッチしています
桜テラス『花絨毯』
河津川沿いから河津桜並木を一望できる高さ約4メートルのテラス席で、こたつを設けて温まりながら河津桜を鑑賞できます。
食事は「旬の幸 花〇」の大将がこだわり抜いた豪華なお弁当(会席膳)が提供されます。伊豆の食材をたっぷり使ったメニューで、地元の味覚を楽しむことができます、 食事後は隣の踊り子温泉会館で入浴し、体の芯まで温めることができます。
開催期間・時間:2025年2月1日(土)〜2月28日(金)、毎日11:00〜14:00
会場:静岡県賀茂郡河津町峰457-1(踊り子温泉会館隣接)
アクセス:伊豆急行線河津駅から東海バス「河津駅」発「河津七滝」もしくは「修善寺駅」行き方面「踊り子温泉会館」下車で徒歩約2分、または河津駅から徒歩約35分(2.2km)
料金: 1人当たり25,000円(小学生以上)〜、完全予約制です。1回の予約で2〜4名の申し込みが可能
アクセスと駐車場情報
電車
東京駅から河津駅まで:直通の特急「踊り子号」で約2時間40分です。新幹線や在来線を利用する場合は、熱海駅で乗り換え、JR伊東線乗り場から伊豆急下田行きに乗車、河津駅下車
車
東名高速道路から: 新東名長泉沼津ICまたは東名沼津ICから、国道136号、伊豆中央道(有料)、修善寺道路(有料)、国道414号線経由で約80km(約1時間20分)です。別のルートとして、東名厚木ICから真鶴道路(有料)、熱海ビーチライン(有料)、国道135号線経由で約113km(約2時間30分)もあります
伊豆高原駅の大型駐車場に駐車し、河津駅まで往復電車を利用する方法、静岡方面から来る場合は清水港~土肥港間を運行する「駿河湾フェリー」を利用して、沼津IC付近の渋滞を避ける方法もあります。
駐車場
駐車場は駅前会場や峰温泉会場まで約700~800mの距離にあります。日中(8:30~17:00)は1台1,000円、夜間(18:00~21:00)は1台200円です。見頃時期には混雑するため、河津バガテル公園の駐車場(250台、無料)も利用可能です。
「河津桜まつり」はバスツアーがおすすめ!
「河津桜まつり」には毎年、たくさんのバスツアーが催行されます。おすすめな理由は以下の通りです。
移動がスムーズで楽
バスツアーでは集合場所まで行くだけで、後は運転を任せられるので、交通機関の乗り換えや渋滞を気にする必要がありません。特に「河津桜まつり」期間中は駐車場が混雑するため、車で行く場合のストレスが軽減されます。
道に迷う心配がない
人気スポットは初めて訪れると道に迷いやすいですが、バスツアーならその心配は不要です。ガイドや運転手が案内してくれるので安心です。
お得なプランが多い
バスツアーでは入場券が含まれていることが多く、さらに周辺観光地や食事付きのプランもあります。個別で手配するよりも割安になることが多いです。
運転の疲れを気にせず楽しめる
「河津桜まつり」を満喫した後、疲れた体で運転する必要がないのは大きな利点です。特に遠方からの訪問では、夜遅くなってもリラックスして帰ることができます。
周辺観光との組み合わせが可能
バスツアーの多くは、「河津桜まつり」だけでなく、近隣の観光地や温泉なども訪れるプランを用意しています。一日を効率的に楽しむことができます。
「河津桜まつり」を訪ねるバスツアー
発着地別に「河津桜まつり」を訪ねるバスツアーを出発地別に紹介します。
東京発
春爛漫の伊豆へ★本州一の早咲き桜を楽しむ「河津桜まつり」と2024年11月新エリアオープン!贅沢空間「碧テラス」&静岡の食材を使用した本格イタリアンランチ
伊豆の春旅へ!華やかな桜のトンネル「河津桜まつり」に約2時間滞在<あしたか牛すき弁当付>
新宿発
伊豆の春旅へ!華やかな桜のトンネル「河津桜まつり」に約2時間滞在<あしたか牛すき弁当付>
ピンクと黄色のコントラスト!伊豆春の風物詩「河津桜まつり」と金目鯛尽くし御膳&いちご狩り食べ放題
さいたま新都心発
伊豆の春旅へ!華やかな桜のトンネル「河津桜まつり」に約2時間滞在<あしたか牛すき弁当付>
西船橋発
伊豆の春旅へ!華やかな桜のトンネル「河津桜まつり」に約2時間滞在<あしたか牛すき弁当付>
横浜発
ピンクと黄色のコントラスト!伊豆春の風物詩「河津桜まつり」と金目鯛尽くし御膳&いちご狩り食べ放題
河津桜とは
河津桜は2月上旬から開花が始まる早咲きの品種。昭和30年(1955)頃、静岡県河津町の河津川沿いで、1mほどの原木が偶然発見されたのが始まりです。原木は現在も発見者の自宅の庭に植えられています
寒緋桜と大島桜の自然交配種と推定されていて、ソメイヨシノの品種に比べ、花は大きめで濃いめのピンク色であることが特徴です。
開花から約1カ月間を経ってらから満開になるので長くに渡り楽しむことができます。いちばんの見頃といわれているのは満開になる前の6~8分咲きです。
まとめ
「第35回河津桜まつり」の開催情報と見どころ、駐車場情報などを紹介しました。家族・ファミリーだけではなくてカップルや女子旅でも楽しめる「河津桜まつり」。首都圏からは日帰りも可能ですが、ツアー参加や温泉宿の宿泊などそれぞれのスタイルに応じて楽しめます。お出かけの参考になると幸いです。