皆さんは、思うかもしれない。
『航空券の予約開始日は、新幹線のように決まっていて、搭乗日の3ヵ月前に予約が開始されるのではないかと。』
確かに、そういう場合もある。
だが、実は、そうではない。
筆者は、旅行会社で8年勤務した。
早期予約の最高記録は、9月に翌年のお盆ハワイ行き航空券を手配したことだ。
つまり、およそ搭乗日の1年前に、予約をしたことになる。
ファミリー旅行で、どうしても、『来年、孫を連れてハワイへ行きたい』というおばあちゃんのあったかい、要望だった。相場より、少し安く手配ができた。
通常、1年後の航空券予約は、予約端末のシステム上できない。空席すら見れない。確実に不可能である。
しかし、航空会社によって様々ではあるが、
約350日後の予約ならできる。
予約ができても発券ができないこともある。それでは意味がない。発券=購入であるから。
発券ができるか、できないかは、料金が発表されているかどうかになる。
つまり航空会社が料金を予約システムに登録しているかどうかということ。
ここでポイントとなるのは、料金はまだ未発表でも、昨年度の料金で発券できることがあること!
その場合は、およそ350日後つまり搭乗日の11ヵ月後のチケットが予約・購入できる。
ほぼ、1年後のチケットが買えるのだ!
確実に日程が決まっているのなら、混みあうハイシーズンの座席は早めに確保する方がいい。特にお盆・年末のハワイ線など。ハイシーズンの料金は、年度によって、値崩れしない。早く予約を取った後で、安いチケットが発売される可能性は低い。それよりも、席が取れるかどうかが、肝である。
注意点は、予約後は即日発券となり、キープはできない!どんなに、早い予約でも、すぐ購入をしないといけないこと。
即日発券しなければ、システム上の料金登録がなくなってしまい、発券できなくなる可能性があるからだ。
発券後はもちろん、予定変更及びキャンセルには、ペナルティ料金が発生する。ご用心を!
どうしても、取りたい席がある場合、確実に日程を変更しない場合は、1年後くらいの予約なら、一度、旅行会社へ予約・発券できないか、問い合わせてみるといい♪
Have a nice trip!