2020年のゴールデンウィークにはMSCベリッシマのチャータークルーズが寄港する高知。土佐藩は幕末に明治維新で大きな役割を果たした坂本龍馬の出身地。高知に寄港した際のおすすめ観光スポットについてこの記事では紹介させていただきます。
高知城
土佐藩主山内家24万石の居城だった高知城。高知城の天守閣は江戸時代以前に築かれて現在もその姿をとどめる日本に残る12の天守閣の一つです。高知城の天守閣は望楼型天守と呼ばれます。外観は4重、内部は3層6階建ての建物で、入母屋造りの屋根の上に望楼を載せている形になっています。天守最上階には、初代藩主山内一豊が土佐に来る前に治めていた掛川城をモデルにして作ったといわれる廻縁高欄が付けられています。天守閣に隣接して建てられている本丸御殿も当時のまま残されています。創建時の天守閣は享保十二年(1727年)に焼失してしまいましたが延享四年(1747年)に再建されたものです。
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
料金:一般420円 (18歳未満は無料)
高知港から約30分
桂浜
桂浜は浦戸湾口の龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸です。背後に茂り合う松の緑と、海浜の五色の小砂利、紺碧の海が箱庭のように調和する高知を代表する景勝地です。古来より月の名所として知られていて、「よさこい節」の中でも歌われています。
坂本龍馬像と坂本龍馬記念館
東端の龍頭岬ではに建って太平洋を見下ろしているのが坂本龍馬の銅像。坂本龍馬と桂浜のつながりははっきりと記録に残っていないですが、きっと彼もこの浜を歩いたことでしょう。また坂本龍馬に関する第一級の資料が揃うまさに「龍馬の殿堂」といえる坂本龍馬記念館もあります。
桂浜までのアクセス:高知港から約10分
ひろめ市場
高知城の近くにあって南国土佐の味覚を満喫できるのがひろめ市場。龍馬通り、お城下広場、いごっそう横丁、乙女小路、自由広場に分かれていて、お土産も買うことができます。
はりまや橋
ひろめ市場から徒歩10分程度のところにある高知を代表するスポット。「よさこい節」の純信お馬の道行で有名です。江戸時代初期に土佐藩の御用商人の播磨屋宗徳と櫃屋道清が両家を往来するために設けた私設の仮橋が最初と言われています。橋のそばにはよさこい節のメロディとともに龍馬や桂浜が現れるからくり時計があります。