宮崎 油津 クルーズ寄港地 日南観光 おすすめ三選 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

巡航

宮崎 油津 クルーズ寄港地 日南観光 おすすめ三選

投稿日:2019/03/25 更新日:

広島東洋カープのキャンプ地としても有名な宮崎県日南市。リアス式海岸が発達した日南海岸は日南海岸国定公園に指定されています。クルーズが寄港する油津は南蛮貿易の重要な寄港地として、江戸時代になると飫肥杉の積み出し港として栄えました。明治時代以降になるとマグロ漁の拠点となりました。この記事では油津に寄港した際の日南観光のおすすめ観光スポットを厳選して紹介させていただきます。

日向灘に面した断崖にある「鵜戸神宮」

日向灘に面した鵜戸崎岬の突端にある神秘的な洞窟の中に朱塗りの色鮮やかな本殿が鎮座している鵜戸神宮。岬のまわりには奇岩、怪礁が連なっていて、太平洋の荒波が打ち寄せる美しい景勝地となっています。主祭神は山幸彦と豊玉姫命の間にたんじょうした日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ヒコナギサタケウガヤフキアエズノミコト)。「鵜戸さん」と呼ばれて親しまれていて、縁結び、夫婦円満、安産祈願のご利益があるといわれています。男性は左手、女性は右手で願いを込めながら運玉を投げ、亀石と呼ばれる岩の枡形に入れれば願いが叶うといわれています。

開閉門時間:4月~9月 午前6時~午後7時/10月~3月 午前7時~午後6時
アクセス:
油津駅前バスセンターから路線バス「宮崎駅・空港駅行」に乗車(約20分)
鵜戸神宮で下車。バス停から徒歩で約10分

日本発着クルーズに強い旅行会社

九州の小京都 飫肥城・飫肥城下町

飫肥城下町

飫肥藩は天正16年(1588)から明治維新まで約280年間伊東氏5万1千石の城下町として栄えました。城下町は現在も武家屋敷を象徴する門構え、風情ある石垣、漆喰塀が残る町並みが残されていて昭和52年に重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。商人町通りには樽を店頭に置いた商家や、格子に壁燈籠、番傘を飾った商家が軒を連ね、町を流れる堀割の清流など、江戸時代の面影を残した街並みを楽しむことができます。レンタサイクルがあって自転車で観光を楽しむことができます。

飫肥城

伊東氏の居城、飫肥城。伊東家ゆかりの資料を展示する歴史資料館や江戸時代初期の書院造の御殿を復元した「松尾の丸」、「癒しの森」と呼ばれる旧本丸跡が見どころです。また伊東家の歴史を綴る貴重な資料が展示されている歴史資料館があります。

モアイ像が見られる「サンメッセ日南」

日南海岸の東斜面の傾斜地にある観光スポットが「サンメッセ日南」。ここでは日向灘を背にして7体のモアイ像が立っています。なぜ、宮崎にモアイ像があるのか?日本のモアイ修復チームが、1992年から3年かけて倒れていたイースター島の15体のモアイを立ち上げた奉仕と友情ことにたいしてラパヌイと呼ばれるイースター島の長老会と島民が、日本で復元することを初めて許可しました。日南海岸の景観がモアイ像にふさわしいとされてこの地に世界で唯一7体のモアイ象が完全に復刻されました。

営業時間:午前9時30分から午後5時まで
定休日:第一、第三水曜日(8月、祝日を除く)
入園料:大人700円、中学生500円、4歳以上350円

港のある油津にも港町しての繁栄を今に伝える「油津赤レンガ館」や飫肥藩が飫肥杉の運搬を効率的に行うためにつくられた運河「堀川運河」といった見どころがあります。かつてはハネムーンで人気の旅行先だった日南。歴史と風光明媚な自然をお楽しみください。

油津に寄港するクルーズ

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

take

ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

-巡航
-, , , , , ,

Copyright© ノリッポ【-NORIIPPO-】 , 2024 All Rights Reserved.