鹿児島 クルーズ寄港 おすすめの観光スポット3選 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

巡航

鹿児島 クルーズ寄港 おすすめの観光スポット3選

投稿日:2019/01/10 更新日:

幕末から明治にかけて西郷隆盛をはじめとする偉人を排出し、日本の近代化に大いに貢献した鹿児島県。2018年は「明治維新150周年」、NHKの大河ドラマでも取り上げられてあらためて注目を浴びました。クルーズでも鹿児島に寄港するコースは多いですが、下船中の鹿児島の観光スポットを3つ厳選して紹介させていただきます。

鹿児島のシンボル 桜島

鹿児島のシンボルといえばやはり桜島。桜島は錦江湾にある陸続きの島です。高さ1,117ⅿ(北岳・御岳)、面積約80km²、周囲約52km。北岳・南岳の2つの主峰から成る複合火山です。霧島錦江湾国立公園に指定されています。鹿児島市内中心部からも噴煙を上げている雄姿を見ることができて港からも見ることができます。散策に適した溶岩遊歩道の途中には絶景を望む展望所もあります。海沿いの露天風呂を楽しめる「古里温泉郷」や、錦江湾を望む日本最大級の足湯などもあって観光スポットも盛りだくさんです。活火山であるため、火山活動の状況によっては立ち入りなどが規制されていることがあります。桜島フェリーの乗り場もクルーズが接岸する埠頭のすぐ近くです。

【アクセス】
鹿児島市電「水族館口駅」下車徒歩約5分、桜島フェリーターミナルより乗船約15分
【運賃】
桜島フェリー  大人 片道160円 小人 片道80円

 薩摩藩主島津家の別邸 仙厳園

仙巌園は1658年に島津家の19代投手、光久によって築かれた島津家の別邸とその庭園です。錦江湾や桜島を庭園の景観に取り入れた設計で、雄大な景色が楽しめることできて、迎賓館としての役割も果たしていました。隣接する尚古集成館は幕末に建てられた金属加工の工場跡。島津家の歴史や近代化事業を紹介する展示が行われています。日本の近代化をリードした場所でもあり「明治日本の産業革命遺産」のひとつとして世界遺産に登録されています。

仙巌園・尚古集成館
開館時間 08:30~17:30 年中無休
入場料 大人・高校生以上 1,300円 小中学生 650円(庭園 尚古集成館 御殿)
大人・高校生以上 1,000円 小中学生 500円(庭園 尚古集成館)

世界で唯一の天然砂むし温泉 指宿温泉

大浴場や休憩所を備えた指宿最大の砂むし温泉立ち寄り施設が「指宿温泉 砂むし会館 砂楽」。大潮の干潮時には波打ち際で、満潮時や天候の悪い日は屋根付の砂むし場で砂浴を楽しむことができます。 砂の重みと温かさ、波の音が心も体も和ませてくれます。 砂むし湯治の歴史は大変古く、江戸時代後期に編纂された「三国名勝図会」にも高い効能が記されているます。 潮が引いていく時には砂浜に湯煙が立ち上る幻想的な景色を見ることができます。指宿へのアクセスはJR九州の特急列車、「指宿のたまて箱」がおすすめ。薩摩半島に伝わる竜宮伝説をテーマにした列車で白黒の大胆な外観やゆったりとしてソファシートが特徴的です。

指宿温泉 砂むし会館 砂楽
営業時間
8:30~21:00(受付は20:30まで)
※土日・祝日を除いて12:00~13:00は清掃等のため受付休止
※繁忙期は最終受付時間が早まる場合あり、点検などで臨時休館あり
料金
大人(中学生以上)1,080円 小人(小学生以下)590円 ※浴衣込みの料金
※バスタオル貸出 200円、砂むし記念タオルは120円で販売
※砂むし入浴にはタオル(砂よけ用)が必要

JR九州 指宿のたまて箱
下り 鹿児島中央駅 09:55、11:57、14:02発 指宿駅 10:47、12:47、14:58着
上り 指宿発 10:57、12:56、15:07発 鹿児島中央駅 11:48、13:49、16:00着
運賃 2,140円(片道)(内訳:乗車券 1,000円、特急券 1,240円)

鹿児島港から鹿児島中央駅まではバスで約15分。港から中心部も近く、下船後の移動も比較的容易な町です。年間を通じて桜島が活発に噴煙を上げている桜島。火山灰が降ってくることも珍しくありません。火山灰対策で傘の持参は必携です。

鹿児島に寄港するクルーズ

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

take

ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

-巡航
-, , , , ,

Copyright© ノリッポ【-NORIIPPO-】 , 2024 All Rights Reserved.