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海外旅行 注意すること 出国のための3つの掟!

投稿日:2017/11/11 更新日:

海外へ出国するために、絶対にやらなければならないことがある。それを怠ってしまうとどうなるか!?

出国ができない!!!

つまり、飛行機や船に乗ることができず、空港や港で搭乗拒否・乗船拒否を受けることになる。せっかくの、待ちに待った旅行へ行けず、さらにキャンセル料もかかり、大金が飛んでしまうことになる。実際、旅行会社へ勤めている時に、そのような事例をいくつか見てきた。空港で涙を流さないために、必ず確認しなければならない出発前のセルフチェック!!!

旅行する人

パスポートのネーム確認

パスポートがないと、海外へは行くことはできないことは、言わずもがなだが、パスポートの名前とチケットの名前が1字でも違うと、NGである。ここでいう名前は、アルファベット表記のスペルのことである。入国する際に、このスペルが1字でも違うと、別人と見なされて入国審査で入国拒否となり、強制送還される可能性が高いため、航空会社は飛行機に乗せないという判断をする。予約した際は、必ず、チケットの名前とパスポートの名前のスペルが1字も違わないか自身で確認する必要がある。ここでいう、名前には、タイトル(MR/MS/MSTR/MISS)も含む。MR=男性,MS=女性, MSTR=12歳未満の男の子,MISS=12歳未満の女の子である。

パスポートの残存

パスポートをただ持っていけば、海外へ行けるという訳ではない。免許にも有効期限があるように、パスポートにも10年・5年の有効期限がある。赤いパスポートは10年、青いパスポートは5年である。パスポートの有効期限で特に、注意しなければならないのは、入国する国によって、残存期間が決まっているということだ。期限が切れてないからといって、安心してはいけない。自分が入国する日、つまり旅行へ行く日に、どのくらい期限が残っているかパスポート残存期間を把握し、自分の持っているパスポートで出発できるかどうか確かめる必要がある。東南アジアなどの国は、基本的に出国時+6カ月以上という決まりがある。ヨーロッパ諸国は3カ月+滞在日数以上など、国によって必要とされている日数が違う。一般的に、1年を切ったパスポートは更新をしておいた方が無難である。世界各国の入国に必要なパスポートの残存の情報は、各国の政府観光局・大使館ホームページの入国情報や基本情報のところに、詳しく詳細が書いてあるので確認することができる。また、世界情勢によっては、規定が変更となる場合もあるので、必ず、新しい情報を参考にする必要がある。

http://www.travelerscafe.jpn.org/touristinformation.html#A01

VISA(査証)

イミグレーションイメージ

査証(さしょう)又はビザ(英: visa、仏: visa、露: Виза、西: visa、中: 签证)とは、国家が自国民以外に対して、その人物の所持する旅券が有効であり、かつその人物が入国しても差し支えないと示す証書である。 引用:(Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/査証)

日本人の場合は、日本という国が経済的にも恵まれ、国の信用度が高いため、日本のパスポートを持っているだけで、観光目的であれば、入国できるケースが多い。しかし、インドやカンボジア、ロシアなどの様に、観光目的でも、入国する際にVISAがないと入国できないケースもある。その場合は、事前に大使館でVISAを申請しておく必要がある。

無査証滞在の場合(VISAなしでパスポートのみでの入国)は、国同士で、滞在できる日数が定めれている。例えば、中国は15日以内。アメリカ合衆国は90日以内と国同士の情勢によって日数も違ってくる。

https://www.tokutenryoko.com/service/visa/list/

ここで、注意が必要なのは、この無査証滞在日数を超える場合の旅行に行く場合は、VISAの用意が必要になる。自分の旅行日数とその旅行先の国の無査証滞在期間を必ず照らし合わせて、VISAが必要かどうか確認する必要がある。また、片道航空券しかない場合も、VISAが必要となるケースがある。それは、なぜか??片道しか航空券がない場合は、出国する日を証明できないため、VISAの提示を求められ、入国審査官の判断で入国拒否になるケースもあるからだ。

最近では、アメリカ合衆国のESTAの様に電子渡航認証システムを導入している国も多い。VISAほど厳しくはないが、インターネットで上で渡航の申請をしておかなければならない。簡単な手続きであるが、ESTAなどを申請していない場合も、搭乗拒否になるので、注意が必要だ。

旅する前に

昔より、手軽に行くことができる様になった、海外旅行!しかし、その国を訪れる前に、自分でできる限り、情報を調べることは大切である。日本ほど治安が良く、安全な国は世界には少ない。世界情勢によって、危険情報も査証の有無も残存期間も変化する。自分が行こうとしている国の情報を仕入れることは、旅する上の最低限の心得である。インターネットには、情報が溢れているので、必ず、政府や大使館のページを参照し、より確実な情報を手に入れることも大切なポイントである。

Have a nice trip 〜

飛行機空中

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maikon

初めて海へ出た21歳の冬。イタリアの空と乾いた空気が忘れられず、 旅行会社へ就職。毎日毎日、コツコツと旅の情報を集積し、知識を深めること約8年。その後、Webライターへ転身し、軽井沢へ移住。旅と本、コーヒーと酒をこよなく愛する、スナフキン的な人種です。

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