日本でもクルーズの人気が高まっています。通常、クルーズは「横浜発着」、「神戸発着」など出発した港に戻るのですが、出発港と別の港が最終目的になる片道クルーズも運航されています。日本からは行きか帰りの片道を飛行機で移動するルートも近年人気が高まっています。
2019-2020 秋冬おすすめの片道クルーズ
日本を発着する、寄港する外国船を中心に片道クルーズも多く組まれています。中には片道の航空券がセットになったコースもあります。またクルーズのみでも片道の航空や下船地でのホテルなどもお願いすれば旅行会社で手配してくれます。一例としてKこの秋冬に運航される片道クルーズの一例を紹介します。
MSCスプレンディダ号で行く アジアクルーズ 5泊6日
2019年10月18日に出航する横浜港を出発して中国の天津に到着する片道クルーズ。途中、長崎と韓国の釜山に寄港して、東シナ海を航行して天津に向かいます。船はMSCクルーズのMSCスプレンディダ号。近年、日本発着のクルーズでも使用されているクルーズ船です。スタイリッシュでラグジュアリーな客船は、船自体が訪れる価値のある美しい旅の目的地にもなります。
ダイヤモンド・プリンセスで行く 陽気に沖縄・台湾クルーズ 6日間
日本でもすっかりおなじみともいえるプリンセス・クルーズが運航しているダイヤモンド・プリンセスのクルーズ。こちらのクルーズは2月20日に横浜港を出航、途中、富士山の雄姿も見ることができる静岡県の清水、異国情緒漂う港町神戸、琉球王国の栄華が現在も息づいている那覇に寄港して、台湾の基隆で下船します。
マイルも貯まる!片道の飛行機利用の楽しみ
行きと帰りの交通手段が異なるのも楽しみの一つ。とはいっても交通機関を個人で手配する、しかも海外発の航空券ともなると、不安に思う人が多いと思います。その場合、やはり専門家である旅行会社の担当者に相談した方が安心かと思います。例えば天津から日本に戻る場合、天津発羽田着の直行便が週4便運航しています。しかし天津発が20:00、羽田着は0:05となり、羽田から自宅までの交通機関の心配が出てきます。予算に応じて乗継便も含めて、最適なフライトを選んだようがよいのはいうまでもないかと思います。航空会社のマイルを貯めている人は、マイルが貯まる航空会社、予約クラスの航空券を予約したほうがいいですね。クルーズの旅も楽しめて、マイルも貯めることができます。
片道クルーズの魅力は何といってもまず「安さ」です。驚く位に手軽にクルーズを体験することができます。出発地もしくは到着地が海外の港の場合、心配も多いかと思いますが、往路、復路で異なる交通機関を利用するのも旅の魅力。出発前、もしくは到着後に現地で観光を楽しんだりといった旅行も楽しめます。片道クルーズを組み込んだ日本を近隣アジア諸国の旅にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。