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【佐賀】「吉野ヶ里 光の響き」古代ロマンを体験!開催情報と見どころ完全紹介〜2024年版〜【ノリッポ】

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佐賀県にある「吉野ヶ里歴史公園」では2024年冬もライトアップイベントが開催されます。公園内を照らす灯りは古代へのロマンをかき立てて、家族揃って楽しめます。ここでは2024年のライトアップイベント「吉野ヶ里 光の響き」について紹介します

メイン会場「南内郭」の地上絵

約6千個のキャンドル灯籠が一面に並び、これらの灯籠によって光で描かれた「地上絵」が現れます。

物見やぐら(ものみやぐら)から見下ろすと、光で描かれた「地上絵」が浮かび上がり、特別な視点から楽しむことができます。物見やぐらに上ることで、広範な範囲を一望することができ、光の地上絵の全体像を鑑賞できます。

地上絵の図柄は、吉野ヶ里公園にちなんだものが予定されています。例年、公園のマスコットキャラクターや記念的なシーンなどが描かれることがあります。

キャンドルを使っているため、イルミネーションとは異なる幻想的な雰囲気を提供します。夜の公園を訪れると、温かな光と影が交じる幻想的な世界を体験することができます。

熱気球の夜間係留「ナイトグロー」

吉野ヶ里歴史公園内の「南のムラ」芝生広場で行われます。熱気球「ひみか号」が夜間係留され、バーナーの暖かな炎が周囲を明るく照らします。バーナーの炎は、熱気球を浮かせるために使用され、夜の公園を幻想的な光景に変えます。

近くで見ると、バーナーの炎の迫力が感じられ、特に夜間の公園の中で見ることで、より印象的な光景を楽しむことができます。

多数の熱気球が同時に係留されるため、広範な範囲がバーナーの炎で照らされ、夜の公園が一層幻想的な雰囲気に包まれます。特に、12月14日と15日の約10機の熱気球は、圧巻の光景を提供するでしょう。

開催日時

2024年11月30日(土)、12月1日(日)、7日(土)、8日(日):3機予定
2024年12月14日(土)、15日(日):約10機予定

いずれも19:00〜20:00

吉野ヶ里 光の響

グルメコーナー

グルメコーナーは、吉野ヶ里歴史公園内の「南のムラ」エリアに設置されます。地元の特産品や季節の食材を使用した料理をはじめ、多彩なジャンルの食事を楽しめます。

体験プログラム「勾玉づくり」

吉野ヶ里歴史公園内の「弥生くらし館」で行われます。

勾玉は弥生時代の遺物の一つで、その形の由来や使用目的についてはまだ明確には分かっていませんが、穴をあけた跡があることから、ヒモを通して首飾りなどに使われていたと考えられています。体験を通して、当時の人々にとって「勾玉」がどのような意味を持っていたかを想像することができます。

参加者は、好きな石を選んで下絵を描き、砥石で形を整えていきます。
その後、紙やすりを使って磨り、ピカピカの勾玉を作ります。ヒモを通せば、世界に一つだけの首飾りの完成です。

材料はやわらかい高蝋石(こうろせき)が使用されています。特に黒モザイクは他の色よりも硬いため、製作に時間がかかることがあります。

小学校高学年以上が対象ですが、小さい子供も保護者の同伴で参加することができます。体験には約40分から2時間程度かかります。黒モザイクの場合、製作に時間がかかることがあるため、余裕を持って参加することをおすすめします。

参加費

白・緑:200円
ピンク・黒モザイク:250円

開園時間から19:30まで受け付けています。

吉野ヶ里 光の響」開催情報

開催期間: 2024年11月30日(土)、12月1日(日)、7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)14.

開催時間: 17時~21時(最終入園20時30分)

開催場所: 吉野ヶ里歴史公園 東口~南内郭・南のムラ

入場料: 大人(15歳以上)280円、シルバー(65歳以上)200円、中学生以下無料

アクセス:
電車: JR長崎本線「吉野ヶ里公園駅」より徒歩15分
車: 長崎自動車道「東脊振IC」より約5分。普通車は17時以降無料、東口に540台の駐車スペースあり

吉野ヶ里歴史公園について

吉野ヶ里歴史公園は、佐賀県神埼市と吉野ヶ里町に跨る地域に位置する、弥生時代の文化を体感できる唯一の歴史公園です。

吉野ヶ里遺跡は、日本最大規模の弥生時代の環壕集落跡で、全長2.5kmの壕に囲まれています。ここから弥生時代全時期の多数の住居跡、高床倉庫群跡、3,000基を超えるかめ棺墓、弥生時代中期の王の墓と考えられる墳丘墓などが発掘されています。

昭和61年から大規模な発掘調査が開始され、遺跡の重要性が認められた結果、工業団地計画は中止され、国の特別史跡として指定されました。平成4年10月の閣議決定により、国営吉野ヶ里歴史公園として整備されることになりました。

敷地面積は約106.9ヘクタール。園内は入口ゾーン、古代の森ゾーン、環壕集落ゾーン、古代の原ゾーンの4つのゾーンに分かれています。

主な施設は次のとおりです。

物見やぐら: 『魏志倭人伝』に記された楼観跡と推定される物見やぐら跡。内壕の内側で発見され、復元された物見やぐらは床高6.5m、高さ12mで、佐賀平野を遠くまで見渡せます。

竪穴住居: 吉野ヶ里遺跡で発掘された弥生後期の住居跡。長方形で、炉跡やベッド状遺構などが復元されています。

高床倉庫: 吉野ヶ里遺跡の特徴的な倉庫で、通常の弥生の倉庫に比べると大きさと数が大規模です。

展示室: 銅剣、青銅器の鋳型、かめ棺、土器、石包丁や矢じりなどの実物やレプリカ、模型が展示されています。

「吉野ヶ里 光の響き」におすすめのホテル

都ホテル博多

博多駅筑紫口を出てすぐのところにあるホテル。ホテルのコンセプトは「緑と水と光のホテル」。政令指定都市ながら緑あふれる公園や白砂青松の海岸といった自然にも恵まれた福岡市の魅力を感じながら快適なホテルライフを満喫できます。最上階に天然温泉のスパ、プールが設けられています。

住所:福岡市博多区博多駅東2丁目1−1

都ホテル博多

THE BLOSSOM HAKATA Premier

JR博多駅から徒歩7分。博多の町が受け継いできた歴史、伝統、文化、人情などの美意識を随所に散りばめたホテル。館内は博多織をモチーフとした外観や和モダンを取り入れたデザインです。

住所:福岡市博多区博多駅前2丁目8-12

THE BLOSSOM HAKATA Premier

JR九州ホテル ブラッサム博多中央

JR博多駅博多口から徒歩2分。JR博多シティの目の前にホテルがあります。ロビーでは博多織のテイストを取り入れたガラス壁や、博多塀を模した土壁で博多の粋を表現。客室では竹材を使ったフローリングやヘッドボードなどに自然素材を多く使用し、和の雰囲気を演出しています。

住所: 福岡市博多区博多駅前2-2-11

JR九州ホテル ブラッサム博多中央

西鉄ホテルクルーム博多

JR博多駅前にある天然温泉を完備したホテル。コンセプトは「旅先にある、わたしの家」。ロビーは開放感たっぷりで、自然素材を使用した温かみのある空間。福岡・九州を中心とした工芸品やセレクトBOOKを置いていて、福岡の地元おすすめコーヒーと一緒に思い思いの時間を過ごすことができます。

客室は木の温かみを感じるデザイン。個別空調、加湿空気清浄機、マッサージ器具、肌触りの良いセパレートタイプのナイトウェアなど、くつろぎにこだわっています。

朝食は30種類以上の地元福岡・九州の食材を使用した和洋ブッフェです。

住所:福岡市博多区博多駅前1-17-6

”西鉄ホテルクルーム博多

ホテルニューオータニ佐賀

緑と水に囲まれ、心やすらぎこだわりの朝食バイキングを提供するシティホテル。コンセプトは「季節を感じられるロケーションとホテルならではのおもてなしで特別な一日を。佐賀城公園のそばにあり、家族・ファミリーで散策を楽しむことができます。

住所:佐賀県佐賀市与賀町1-2​​
アクセス:JR佐賀駅よりタクシーで約5分

ホテルニューオータニ佐賀

古湯温泉おんくり

コンセプトは「ぬる湯に浸かり時を忘れる山峡の湯治リゾート​​」。佐賀の奥座敷、古湯温泉にある温泉宿。部屋からは大きな窓の外に広がる緑豊かな眺望​​を楽しめます。湯処では露天風呂をはじめ、寝湯、立湯、箱蒸し風呂、檜風呂、足湯など、男女あわせて15種類の​​湯巡りを楽しめます。

住所:佐賀県佐賀市富士町古湯556​​
アクセス:JR佐賀駅よりバス(古湯・北山方面)約40分(無料送迎バスあり)

古湯温泉ONCRI/おんくり

 

まとめ

博多駅からも佐賀駅からもアクセスしやすい吉野ヶ里歴史公園・「勾玉づくり」体験などは親子一緒になって参加できるイベントで家族・ファミリー旅行の良い思い出になります。福岡や佐賀に泊まったときはちょっと足を伸ばして。家族で古代ロマン溢れる雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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