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夏休みの旅行におすすめ!郡上おどりの歴史と魅力を紹介!2024年の開催日程はこちら【ノリッポ】

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「郡上おどり」は名水の城下町、岐阜県郡上市八幡の400年以上伝わっている伝統行事。観光客も地元の人もひとつ輪になって踊るという楽しさがあります。「郡上おどり」の魅力は「見て」楽しむだけではなく、「参加して」楽しめること。そんな「郡上おどり」の魅力と2024年のスケジュールを紹介します。

郡上おどりとは

毎年7月中旬から9月上旬まで延べ31夜開催される「郡上踊り」。祭りの中心となるのは8月13~16日の夕方から明方まで夜通し踊り続ける「盂蘭盆会(徹夜踊り)」です。

中世の「念仏踊り」や「風流踊り」の流れから来ているといわれていますが、江戸時代に城主が士農工商の融和を図るために、藩内の村々で踊られていた盆踊りを城下に集め、「盆の4日間は身分の隔てなく無礼講で踊るがよい。」と奨励したため年ごとに盛んになりました。

「かわさき」「春駒」「三百」「ヤッチク」「古調かわさき」「げんげんばらばら」「猫の子」「さわぎ」「甚句」「まつざか」の10曲があり、対応する踊りは、それぞれ異なります。

2024年「郡上おどり」スケジュール

おどり時間

平日・日曜日 午後8時~午後10時30分
土曜日 午後8時~午後11時※8/12 のみ午後7時30分~午後9時30分頃

7月のスケジュール

13 日(土) おどり発祥祭 会場:旧庁舎記念館前(おどり流し:7時30分頃〜)

14 日(日) 犬啼水神祭 会場:旧庁舎記念館前

16 日(火) 八坂神社天王祭 会場:上殿町

20 日(土) 下柳町神農薬師祭 会場:旧庁舎記念館前

21 日(日) 常盤電気地蔵祭 会場:旧庁舎記念館前

27 日(土) 毛付市 赤髭作兵衛慰霊祭 会場:積翠園前

28 日(日) 毛付市 岸剱神社川祭・凌霜隊慰霊祭 会場:城山公園

30 日(火) 乙姫水神祭 会場:旧庁舎記念館前

8月のスケジュール

1 日(木) 大乗寺三十番神祭 会場:本町
(※小中学生おどり発表会 午後7時~ 予定 )

2 日(金) 山内一豊夫人 千代の夕べ 会場:城山公園

3 日(土) およし祭 会場:下殿町

4 日(日) 城山地蔵祭 会場:大手町

5 日(月) 宝暦義民祭 会場:積翠園前

7 日(水) 洞泉寺弁天七夕祭 会場:本町

8 日(木) 越美南線開通記念祭・郡上市人権の夕べ 会場:郡上八幡駅前

9 日(金) 秋葉祭 会場:今町

10 日(土) 恵比須祭 会場:新栄町
(※個人おどりコンクール 午後8時~ 予定 )

11 日(日) 秋葉祭・嵐璃橘之丞慰霊祭 会場:下日吉町

13 日(火) 徹夜おどり 盂蘭盆会 午後8時~翌朝4時まで 会場:橋本町~新町

14 日(水) 徹夜おどり 盂蘭盆会 午後8時~翌朝5時まで 会場:新町〜橋本町

15 日(木) 徹夜おどり 盂蘭盆会 午後8時~翌朝5時まで 会場:橋本町〜新町

16 日(金) 徹夜おどり 盂蘭盆会 午後8時~翌朝4時まで 会場:本町

18 日(日) 十八観音祭 会場:下愛宕町

19 日(月) 日吉神社祖霊祭 会場:立町
(※団体おどりコンクール 午後7時~ 予定 )

20 日(火) 宗祇水神祭 会場:本町

24 日(土) 桝形地蔵祭 会場:上桝形町

25 日(日) 小野天神祭 会場:八幡神社

31 日(土) 商工祭 会場:新町

9月のスケジュール

1 日(日) 女性の夕べ 会場:新町

7 日(土) おどり納め 会場:新町~今町
(屋形おくり提灯行列 午後11時~)

こちらもおすすめ!「白鳥おどり」

「郡上おどり」とともに奥美濃には「白鳥おどり」と「白鳥拝殿おどり」という踊りがあります。

「白鳥踊り」

約400年の歴史を持つ白山信仰との繋がりが深い踊り。切子灯籠を吊り下げたおどり屋形から響く情緒あふれる唄・三味線や笛・太鼓などの軽快な鳴り物。踊り子たちはその屋形を囲むように輪を作り、手拍子や下駄の音を響かせて、熱狂的に踊ります。

7月下旬から8月下旬にかけて開催されます。「郡上おどり」と同様、誰でも気軽に参加できる踊り。軽快なテンポで踊るので、若い世代にも人気があります。

2024年「白鳥おどり」開催日

7月9日(土)、20日(土)、21日(日)、26日(金)、27日(土)、28日(日)、8月2日(金)、3日(土)、4日(日)、11日(日)、12日(月)、13日(火)、14日(水)、15日(木)、18日(日)、24日(土)、9月21日(土)
※8月13日(火)〜15日(木)は徹夜踊り

「白鳥の拝殿踊り」

江戸時代の中頃から現在の白鳥町各地域において、お盆の時期に神社の境内で踊られていた伝統行事。白山の自然の恵みと信仰文化に培われた踊りで、現在では白鳥神社・野添貴船神社・前谷白山神社などに残っています。

踊りの夜は、拝殿の天井中央に切子灯籠を下げます。そして浴衣に下駄履きの踊り手が板張りの拝殿に数人が上がり、輪になった踊り手の一人が歌い出して踊りが始まります。踊り手全員で囃子詞(はやしことば)を歌いながら踊りが進みます。踊り歌は「源助さん」「シッチョイ」「ヨイサッサ」「ヤッサカ」「エッサッサ」「ねこのこ」「ドッコイサ」で、歌によって踊りが異なります。

2024年「白鳥の拝殿踊り」日程

8月16日(金)    白鳥神社、前谷白山神社
8月17日(土)    白鳥神社
8月20日(火)  野添貴船神社
9月22日(日)  白鳥神社

郡上八幡の魅力

八幡山にそびえる日本最古の木造再建天守が見どころの郡上八幡城を中心に、国の重要伝統的建造物保存地区い指定されているノスタルジックな城下町の水路が町中に張り巡らされている古い町並みは「奥美濃の小京都」と呼ばれています。

長良川の上流にあり、全国でも有数の水がきれいな町として知られていて、室町時代の連歌師・宗祇ゆかりの「宗祇水」は昭和60年選定の「日本名水百選」。町中に水にちなんだ観光スポットが点在しています。

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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