【2020年】クルーズで行く 本場・徳島の阿波踊りと夏の風物詩・花火観賞 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

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【2023】日本の夏祭り クルーズがおすすめのこれだけの理由【ノリッポ】

投稿日:2023/03/09 更新日:

夏といえば祭り。日本各地で行われるお祭りは夏休みの人気の旅行先の一つ。日本を発着するクルーズも夏は各地の夏祭りを周遊するコースがたくさん組まれています。クルーズに参加すると往復交通機関の予約や宿探しの手間が省けるのが大きなメリット。クルーズ代金には食事代金も含まれているので、実はお得だったりします。そこでクルーズで人気の夏祭りと2023年のおすすめコースを紹介します。

クルーズで訪ねる夏祭り

青森・ねぶた祭り

「青森ねぶた祭」の由来は七夕祭りの灯籠流しの変形であると言われていますが、起源ははっきりしていません。奈良時代に唐から渡来した「七夕祭」と、古来から津軽にあった習俗と精霊送り、人形、虫送り等の行事が一体化して、紙と竹、ローソクが普及されると灯籠となり、それが変化して人形、扇ねぶたになったといわれています。

「青森ねぶた祭」は毎年8月2日~7日に開催。8月2日~6日までは運行コース上にねぶたが待機し、一斉に全てのねぶたが動き出します。最終日の7日は大賞を取ったねぶたを先頭に順次運行し、夜には台船に乗せられた受賞ねぶた6台が青森港を運行する海上運行が始まります。また海上運行と同じ時刻に祭りのフィナーレを飾る「青森花火大会」が行われます。

青森ねぶた祭

秋田・竿燈まつり

竿燈まつりは江戸時代の宝暦年間には真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として原型となるものが出来ていたといわれています。

「ねぶり流し」は、五穀豊穣や技芸上達を願って翌7月7日に行われる七夕とともに、陰暦7月15日のお盆を迎えるための一連の行事。厄よけ、みそぎ、五穀豊穣などを願う現在の竿燈の形が除々にできあがっていきました。

竿燈まつりは「昼竿燈」と「夜本番」と呼ばれる2つのイベントから成っていますが、やはり1番の見どころは「夜本番」。豪華絢爛な約280本の竿燈と約10,000個の提灯が彩る世界は見応え抜群。灯りをともした竿燈が「ドッコイショー、ドッコイショー」の掛け声とともに自由自在に操られる様子はまさに職人芸です。

徳島・ 阿波踊り

国内外から100万人を超える観光客が訪れる本場・徳島の阿波踊り。阿波踊りの発祥についてはっきりとした資料は残されていません。徳島藩祖である蜂須賀家政による「築城起源説」に基づいているという説がありましたが、この説にも疑問が多く、盆踊りが「組踊り」「ぞめき踊り」「俄」といった民衆芸能の影響を受けながら形が作られてきたとする説が有力とされています。

本番期間は8月12日から15日までの4日間。本番前日の11日から、「選抜阿波おどり大会前夜祭」が、そして本番期間中は、昼は「選抜阿波おどり大会」、夜は演舞場での「阿波おどり」と、昼も夜も阿波おどりを楽しめます。

 

高知・よさこい祭り

昭和29年(1954)に当時の不景気風を吹き飛ばし,市民を元気づけようと行われたのが始まりです。祭りには約190チーム、2万人の踊り子が参加。各チームがそれぞれの個性を出した、衣装、音楽、振り付けを施して、高知市内16の競演場・演舞場でエネルギッシュな踊りを披露します。

 

クルーズがおすすめな理由

日本各地の夏祭りはとっても人気。だからこそホテル・旅館の確保は悩みどころ。ロケーションの良いホテル・旅館は競争必至。祭り会場から離れたホテル・旅館しか予約することができず移動が大変だったということもよくあります。

また目的地までの交通手段も混雑必至。祭りの時期に併せてJRは臨時列車を走らせたりしますが、それでも座席数には限界があります。全席指定の東北新幹線「はやぶさ」や秋田新幹線「こまち」だと立席特急券でずっと立っていたりすることもあります。

クルーズを予約すれば、往復の交通機関の予約や宿泊先の手配の心配もなし。のんびりと船旅を楽しみながら祭り見物を楽しめます。

夏祭りにおすすめのクルーズ

それでは2023年の夏祭りを楽しめるおすすめのクルーズを紹介します。

【8月4日発】ダイヤモンドプリンセスで行く日本の夏!竿灯ねぶたよさこい阿波おどりに沸く 周遊クルーズ・韓国 10泊11日【横浜発着】

三菱重工長崎造船所で建造された「日本生まれ」のクルーズ船。日本市場を意識していて、展望風呂を設けるなど、日本人のニーズに応えたサービスが魅力。船旅をのんびり楽しみながら全国の夏祭りをめぐるコースです。

ダイヤモンドプリンセスで行く 日本の夏!竿灯ねぶたよさこい阿波おどりに沸く 周遊クルーズ・韓国 10泊11日

【8月2日発】東北夏祭りとよさこい祭り 釜山クルーズ10日間【横浜発着】

2019年3月就航の新しいクルーズ船、MSCベリッシマ号でのクルーズ。「ベリッシマ」はイタリア語で「最も美しい女性」という意味。1951年に公開されたイタリア映画のタイトルで、日本に寄港するクルーズ船の中で過去最大級の客船(2023年現在)。船内には12か所の世界各国のダイニングレストランや20箇所のバーが用意されていて、アトラクションやアクティビティも盛りだくさんです。

MSCベリッシマ ねぶたに沸く 東北夏祭りとよさこい祭り 釜山クルーズ10日間

【8月2日発】にっぽん丸で行く 東北夏祭りクルーズ 6日間【横浜発着】

ねぶた祭りと竿燈まつりの東北を代表する2つの祭りを訪ねるクルーズ。青森〜秋田間は陸路だと必ず乗り換えがあります。新幹線だと全席指定で座席の保証なし。クルーズならそんな心配はありません。安心の日本船のクルーズです。

にっぽん丸で行く 東北夏祭りクルーズ 6日間

【8月13日発】にっぽん丸で行く 阿波おどりクルーズ 4日間【横浜発着】

徳島の阿波踊りを訪ねるショートクルーズ。徳島には1泊2日で停泊するのでたっぷりと祭りを楽しめます。JRなら岡山駅での乗り換え必至。在来線特急列車も編成両数は短く、混雑間違いなし。空路も定期便は少なく、使用機材も小さい上、夏場なので航空運賃も高め。徳島はホテルが少ないので宿泊施設の予約も困難。クルーズならそんな心配はありません。

にっぽん丸で行く 阿波おどりクルーズ 4日間

まとめ

陸路なら避けることができない乗り換えや大きな荷物を持っての移動も海上を移動するクルーズ船ならでは心配なし。乗り継ぎが悪くて、大きな荷物を持ちながら一日がかりの移動になるということもありません。クルーズは夜出発して、翌朝次の寄港地に到着するので、日中に充てる観光の時間もいっぱい。小さな子供がいる家族・ファミリーにもおすすめです。

 

 

 

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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