フルーティアふくしま ふくしまの「走るカフェ」 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

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フルーティアふくしま ふくしまの「走るカフェ」

投稿日:2019/07/15 更新日:

「フルーツ王国」ふくしま

福島県は桃の産地として全国的に有名ですがさくらんぼ、ナシ、りんごといった美味しい果物が収穫される「フルーツ王国」。福島市の北西部には「フルーツライン」と呼ばれる広大な果物畑の中を通る道路が続いていて、季節に応じた味覚を楽しむことができます。

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「スイーツ列車」フルーティアふくしま

2015年に行われた福島ディスティネーションキャンペーンにあわせてデビューした観光列車が「フルーティアふくしま」。福島県産フルーツなどを使用したオリジナルスイーツや、ドリンク類を車内で楽しむことができる「走るカフェ」がコンセプトです。車両と列車の愛称になっている「フルーティア」は、果物を意味するFruitと 基本コンセプトの「カフェ」をイメージさせる茶を意味するTeaを組み合わせて名付けられました。週末を中心に郡山~喜多方間を1日2往復運行、列車は2両編成です。

フルーティア福島の車内と車内サービス

1号車:カフェカウンター

1号車はカフェカウンター。車両全体に広がる大きく伸びやかなカウンターが、優雅な鉄道の旅を演出します。また自由に利用できるカウンター席があります。

2号車:ボックスシート

スイーツや会話をゆったりと楽しめる座席やテーブルの配置になっていてお客さまにくつろぎながら車窓からの風景を楽しむことができます。

車内サービス

「フルーティアふくしま」では専属アテンダントが乗車していて「福島県産フルーツなどを使用したオリジナルスイーツ(2品)」とホットコーヒーなどのドリンク類をセットにした「スイーツセット」を提供しています。車内で提供されるスイーツは地元の人気店がプロデュース。季節によってメニューが異なります。スイーツセットの構成は「福島県産フルーツを使用したオリジナルスイーツ」、「福島県産品を使用したフルーツジュース1本」、「ホットコーヒー1杯」。更にカフェカウンターのドリンクバーでアイスコーヒー、アイスティーがおかわり自由です。JR東日本仙台支社のウェブサイトで掲載されているので事前に要チェックです。

JR東日本仙台支社公式ウェブサイト

沿線の見どころ

鶴ヶ城

最寄り駅は会津若松駅。明治維新直後の戊辰戦争での「白虎隊」でも有名なお城です。難攻不落といわれた城は新政府軍の猛攻にも1か月耐え抜きました。現在の天守閣は昭和40年9月に再建。平成23年春の屋根瓦の葺き替え工事で幕末時代の赤瓦が再現され、赤瓦を持つ日本で唯一の天守閣となりました。

猪苗代地ビール館

最寄り駅は猪苗代駅。ドイツ直輸入のホップと磐梯山の天然水で仕込んだコクの深いピルスナーなどオリジナルビールの他、スイスワインやオリジナルソーセージが揃っています。

猪苗代湖

最寄り駅は猪苗代駅。磐梯山の美しい姿を鏡のように湖面に映すことから別名「天鏡湖」と呼ばれています。遊覧船も運行されていて、乗船時間約35分の「翁島めぐり」コースのほか、郡山市湖南町まで1時間をかけ湖を横断するコースなどがあります。

季節によってスイーツセットのメニューが違うのは乗車する楽しみの一つかもしれないですね。「今はどんなスイーツが食べられるのかな」とウェブサイトを確認して、車内限定のスイーツを食べに乗車するのも楽しみですね。

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take

ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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