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積丹半島とは?
積丹半島は北海道西部に位置する半島で、断崖絶壁の続く美しい海岸線で知られています。積丹(シャコタン)の地名はアイヌ語のシャク・コタン(夏の村)に由来しているそうです。積丹町の海岸はおよそ42km あり、切り立った断崖や奇岩、シャコタンブルーといわれる「神威岬」の景観は絶景です。また、積丹は絶好のドライブスポットでもあり、今回ご紹介するバスツアーでは、夏の海の青さ、積丹ブルーの美しさの眺めを満喫し、最高の旅になること間違いなしです。更に、積丹の魅力といえばグルメ。夏のウニや秋のマグロ、冬のタラとアワビなど四季を通じて新鮮な海産物を味わうことができます。漁師さんが経営する民宿・食堂が多いため、豪快で贅沢なお料理が楽しめます。北海道内外から幅広くファンを引き付ける積丹半島をぜひ現地で体験してみてくださいね!
積丹半島へのアクセス
バス
北海道中央バスの「高速しゃこたん号」が運行しています。発着は札幌駅前ターミナル。札幌駅前ターミナル~神威間、札幌駅前ターミナル~美国間でそれぞれ1日1往復運行しています。
JR+バス
JR札幌駅から列車に乗ってJR小樽駅で下車。小樽駅から北海道中央バス20番系統美国行き、もしくは21番系統積丹余別もしくは神威岬行きに乗車します。
積丹半島のおすすめ観光スポット
神威岬(かむいみさき)
北海道積丹郡の突端にある「神威岬」。義経に強く想いを寄せるアイヌの娘チャレンカが海に身を投げた悲しい伝説が残されている場所です。チャレンカの身体が神威岩となって、以来女性を乗せた船が通ると必ず転覆しまうため、神威岬は女人禁制となったと言われています。神威岬の先端へは駐車場から歩いて約20分。「チャレンカの小道」という散策路を通って向かいます。積丹半島北西にある岬の先端に、黒い帯を灯塔にまといながら立つ白い灯台が神威岬灯台。「恋する灯台プロジェクト」の認定灯台になっています。積丹半島が誇る「シャコタンブルー」の海やダイナミックな風景が一望できます。神威岬の駐車場には「カムイ番屋」があり、お土産選びやグルメも楽しめます。「カムイ番屋」の横で夏に売り出される、ミントの味が爽やかな青いソフトクリームは、神威岬の定番グルメ。ぜひ食べてみてください。
積丹岬・島武意海岸(しまむいかいがん)
積丹ブルーの日本海の絶景が一望できる積丹岬。「積丹出岬灯台」は積丹ブルーの日本海の絶景を眺めることができる景観スポット。鮮やかに彩られた灯台の赤と白、積丹ブルーの海と青空、そして大地を覆う草の緑と自然が織りなす色彩を堪能できるフォトジェニックな場所です。そこからもう少し進み、島武意トンネルという暗く細いトンネルを抜けると、そこには日本の渚100選にも選出された「島武意海岸」が広がります。神秘的なコバルトブルーの美しい海に身も心も癒されます。
黄金岬(おうごんみさき)
美国港という港の高台にある黄金岬。展望台からは積丹ブルーの鮮やかな眺めが一望できます。港からは「水中展望遊覧船ニューしゃこたん」も出ており、幻想的な積丹ブルーを眺めながらゆったりとした40分間の船旅で、贅沢なひとときをお過ごし頂けます。
積丹半島 グルメ
ウニ丼
積丹の名物といえばやっぱりウニ丼。数多くの名店がある中で島武意海岸の近くにある小さなお宿「鱗晃荘(りんこうそう)」にあるお店、「お食事処うろこ」は人気グルメの一つです。このお店では積丹産のウニのみを使用し、新鮮なウニ丼をお召し上がり頂けます。
海鮮丼
積丹半島いえば、新鮮な海鮮丼も欠かせません。岩内町にある「誠寿司」では、海鮮丼はもちろん、ウニ丼やお寿司など、とれたて親戚な海の幸をご堪能頂けます。
積丹 バスツアー 立ち寄りスポット
積丹半島には札幌発着のバスツアーが運行されています。ここでは積丹半島のバスツアーでは訪れるスポットについて紹介します。
小樽
日帰りバスツアーでよく立ち寄るのが小樽。小樽は明治以降、北海道開拓の玄関口として栄えた町。大正末期に完成し、多くの物資が運ばれた小樽運河は北海道を代表する観光スポット。運河沿いに建つ倉庫は木骨石造りの構造を持つ小樽ならではの歴史的建造物。夜はライトアップも行われ、クルーズ乗下船前後に宿泊すれば楽しむことができます。市内に残されている数々の歴史的建造物は往時の繁栄をしのばせると同時に、どこか懐かしさを感じることができます。オルゴール、ガラスも有名で小樽オルゴール堂、大正硝子館も見どころです。
美瑛「青い池」
宿泊バスツアーでコースに組まれています。「青い池」は元々は昭和63年(1988年)12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複建設された堰堤のひとつ。そこに流れ込んだ美瑛川が堰き止められて水が溜まってできた池です。なぜ青く見えるかというと白金温泉付近で合流する支流や「白ひげの滝」に含まれる硫黄などの温泉成分をはじめ、アルミニウムなどを含んだ水と美瑛川の水が混ざって生成されたコロイド粒子とと太陽の光が衝突して青い光が反射するためといわれています。無数のカラマツや白樺が立ち枯れる青い池の水面は神秘的。独特のコバルトブルーは「美瑛ブルー」と呼ばれています。
富良野 ラベンダー
富良野のラベンダーは美瑛の「青い池」とともに積丹半島を訪ねるバスツアーの中で組まれています。
ファーム富田
富良野のラベンダーといえば真っ先の思い浮かぶのが「ファーム富田」。ラベンダー以外にもカスミソウ、赤のポピー、ピンクのコマチソウ、オレンジのカリフォルニアポピーといった花を楽しめます。また春先からラベンダーの開花時期まではアイスランドポピーやオリエンタルポピー、チャイブなどが花畑を彩るなど春から秋にかけて四季折々の花々を楽しめます。ラベンダーのエッセンシャルオイルを調香する様子を間近で見ることができる「香水の舎」、ラベンダーからエッセンシャルオイルを抽出するための蒸留工場「蒸留の舎」、多彩なドライフラワーアレンjメントが楽しめる「ドライフラワーの舎」などの施設があります。
フラワーランドかみふらの
フラワーランドかみふらのは、雄大な十勝岳を背景にして、10万㎡の広大な花畑にたくさんのお花が色とりどりに次々と咲き誇り美しい風景を楽しめます。人気のトラクターバスに乗って、お花の香りと北海道の素晴らしい大自然を思う存分に体験することができます。また安眠まくら作り、押し花、ポプリ摘みといった大自然の中で楽しむ体験メニューも用意されています。