広島 クルーズ寄港地 岩国城と錦帯橋 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

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広島 クルーズ寄港地 岩国城と錦帯橋

投稿日:2018/12/19 更新日:

名勝・錦帯橋の背後にそびえる岩国城

岩国城は初代岩国領主吉川広家によって慶長13年(1608)に作られました。眼下を流れる錦川を天然の外堀として標高約200メートルの城山に位置する山城です。本丸を中心として南西に二ノ丸、北東に北ノ丸、ほかに水の手などの曲輪が配置されていて麓には「御土居」が築かれました。天守閣は三層四階でしたが、元和元年(1615)に幕府から出された一国一城令により、天守閣は取り壊されました。現在残っている天守は昭和37年(1962)に当時の外観のまま復元されました。天守閣からは吉香公園、城下町、錦帯橋から岩国市内一面、岩国航空基地、岩国錦帯橋空港、瀬戸内海の島々や四国、宮島を一望することができます。現在、御土居跡は吉香公園として整備されています。吉香公園前の山麓駅から岩国城ロープウェーが運行されていて城山の尾根の山頂駅までを約3分で結びます。

岩国城天守閣入城料金
大人260円 小学生120円
営業時間
09:00~16:45(最終入場は16:30)

岩国城ロープウエー利用料金
大人 往復550円/片道320円 小学生 往復250円/片道150円
運行時間
09:00〜17:00 毎時0分 15分 30分 45分 発車

 日本を代表する木造橋 錦帯橋

錦帯橋は国指定の名勝となっています。延宝元年(1673)、第三代領主の吉川広嘉が現在の橋の原型となる木造橋を架けましたが、錦川の洪水によりすぐに流失して翌年に再建されました。その後、昭和25年(1950)に台風による洪水で消失、昭和28年(1953)に木造にて再建されました。平成に入って更に劣化した木造部分を懸け替える工事が行われました。工事に際しては江戸時代から行われていた橋大工の工法で行われました。橋の長さは、橋面に沿って210メートル、直線で 193.3メートル、幅は5メートル、橋台の高さは6.6メートルです。巻きガネとカスガイを使った「木組みの技法」で造られています。春は桜、夏は鵜飼いや花火の夜景、秋は城山の自然林の紅葉、冬は雪化粧と城山にそびえる岩国城とともに四季折々の姿を楽しませてくれます。

錦帯橋入場券
大人300円 小学生 150円
営業時間
8:00〜17:00(観光シーズン18:00まで 夏期19:00まで)

錦帯橋と岩国城ロープウエー、岩国城の3つがセットになったお得なセット券もあります。大人1,110円→940円 小学生 520円→450円に割引されます。

広島に寄港するクルーズで岩国城と錦帯橋を訪ねる寄港地観光ツアーが組まれています。個人で行く場合はJRで広島駅から岩国駅まで約1時間、岩国駅から錦帯橋まではバスで約20分です。

日本発着のクルーズ

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take

ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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