JR九州「ゆふいんの森」 デビュー30周年 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア
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JR九州「ゆふいんの森」 デビュー30周年

投稿日:2019/05/16 更新日:

JR九州が各地で走らせているD&S列車。その代表格といっても過言でないのが「ゆふいんの森」号。九州の中心、博多駅と日本を代表する温泉地の一つ、由布院駅を運行しています。運行開始は平成元年(1989年)3月。今年(2019年)が運行開始から30周年です。平成の最初の年に運行が始まって平成の終わりの年に記念すべき周年を迎えて新しい年号とともにさらに多くのお客様に旅先への移動にくつろぎのひと時を与えてくれることでしょう。

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「ゆふいんの森に乗って新緑の日田・由布院に出かけよう!」

5月8日に始まった「ゆふいんの森」号デビュー30周年を記念して始まったキャンペーン。令和元年(2019年)6月30日まで行われています。JR九州インターネット列車予約で「日田駅」「由布院駅」着のきっぷを2名さま以上でご予約して、キャンペーン期間中に乗車した人の中から抽選で特別な賞品をプレゼントが当たります。キャンペーンにエントリーするにはJR九州のインターネット予約サービスに登録する必要があります。登録費用、年会費などは一切かかりません。プレゼントの内容は車内でスイーツを楽しめる「或る列車」ペア券、日田市の名産、樽仕込高級梅酒「ゆめひびき」と日田下駄、由布市特産品セットと沿線の魅力を感じていただけるプレゼントが用意されています。

沿線の魅力

「九州の小京都」日田

江戸時代は徳川幕府の直轄地である天領だった日田。筑後川に流れる三隈川に面した豊富な水資源に恵まれていて、「水郷日田」とも呼ばれています。一番の見どころは豆田町。往時をしのばせる江戸時代から残る白壁の旧家が建ち並んでいて、国の重要伝統的建造物保存地区にも指定されています。また市内に残る高野長英や大村益次郎を輩出した江戸時代末期の私塾、咸宜園跡は広瀬勝貞現大分県知事の曽祖父、広瀬淡窓が開きました。

由布岳の雄姿を望む温泉地 由布院

説明不要かと思われる別府とならぶ「おんせん県おおいた」を象徴する温泉地、由布院。四季折々の美しい姿を見せてくれる豊後富士、由布岳を遠くに望む温泉地です。湯ノ坪街道に立ち並ぶカフェやレストラン、ギャラリーや民芸品、工芸品のお店巡り、大分市へと流れる大分川の源流になる金鱗湖畔の散策。宿泊だけでなく、日帰り温泉も楽しめます。

あらためて見直す「ゆふいんの森」号の魅力

多くの乗客に支持されて30年の長きにわたって運行を続けている「ゆふいんの森」。沿線の日田は林業で栄えたこともあり、木の温もりを感じることができる落ち着いた雰囲気のインテリア、広めのゆったりとした座席、そして景色を堪能できるようにとデッキも高めになっています。外国のお客様にも人気で車内ではWifiサービスも提供されています。

日本発着のクルーズ

「ゆふいんの森」号が走る久大本線は「ゆふ高原線」という愛称がつけられています。温泉と美しい自然、歴史と文化、そして味覚に加えて目的地までの移動も楽しめること間違いなしです。

博多発着のクルーズ

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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