エーゲ海クルーズ 青い海と白壁の街並みが魅力の島々 |【ノリッポ】移動こそ旅の醍醐味!一歩先ゆく旅行の移動手段メディア

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エーゲ海クルーズ 青い海と白壁の街並みが魅力の島々

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誰もが憧れる紺碧の海に美しい島の街並み。クルーズ先として、人気の航路であるエーゲ海クルーズは春から夏にかけてがシーズンです。

エーゲ海にある2500以上の島々の中でも、クルーズ船で主に航路に組み込まれているのはキクラデス諸島ドデカニサ諸島、クレタ島です。キクラデス諸島は歴史的にも、町並みやビーチの点でも魅力的です。エーゲ海観光の目玉ミコノス島や白い家々に青い屋根の教会が印象的なサントリーニ島のほかに、「ミロのヴィーナス」が発見されたミロス島、大理石の産地ナクソス島、聖母被昇天の祭りが有名なパロス島など個性的な島ばかりです。ドデカニサ諸島はギリシャを代表するリゾートアイランド、ロードス島、聖ヨハネゆかりのパトモス島、アルテミス神殿で有名なレロス島などあり、ギリシャ南東に位置する島々で、トルコとの国境に接し、お題から交易の要衝の地として栄えました。そして、エーゲ海の南縁をなす、クレタ島

エーゲ海クルーズの利点

夏のバケーションシーズンには、各島を結ぶ移動フェリーが頻繁に運行しており、自由旅行でも不便ではないと思います。ただ、フェリーの時刻はあまり正確ではないことが多く、きっちりしたスケジュールを組むとうまくいかないことも多いかと思います。時間に余裕を持って計画できればいいのですが、限られた旅行期間ではなかなか難しいのが現状です。そこでおすすめなのが、クルーズ船で島を巡るエーゲ海クルーズです!!!いくつもある島々を周るにはクルーズ船が非常に便利です。寝ている間に移動して、次の寄港地に連れて行ってくれるので、たくさんの島を効率的に周ることができます。

ベストシーズン

エーゲ海の気候は、地中海性気候で年間を通して降水量は少なく温暖です。夏は湿度は少なく、からりと晴れた日が多く、冬に雨が多くなります。

観光のベストシーズンは、7月、8月を除いた5月から10月になります。7月、8月は日差しが強くかなり暑くなります。またエーゲ海沿岸地域で夏に吹く、乾燥した強い北風、エテジアンも吹き、観光しづらく日もあります。かなりの強風のため、船など危険のため航行ができなくなることもあります。ただ海で泳ぐことのできる気温になるのは、6月から9月となるので、観光もビーチも楽しみたい方は6月、9月がおすすめです。

ちなみに冬の11月から3月は天候も悪くなるため、完全なオフシーズンになり、飛行機、フェリーなども休業や便が減るため、アクセスは難しくなります。またクローズするホテルやレストランなどもあるため、クルーズ船の運航は12月から2月は行われていません。

クルーズ日程

ギリシャからだけではなく、イタリア、フランス、スペインなど各国から船は出港していますが、限られた日程で、たくさんの島を多く周遊したいのであれば、やはりエーゲ海に最も近いギリシャのアテネ(ピレウス港)からの出港が便利です。

私が数年前に行ったエーゲ海クルーズの日程をご紹介します。こちらは、5つの島とトルコの1都市を周り、とても効率のいいクルーズでした。また、船の大きさが28000トンと小さめだったため、島の港に着岸できることが多く、時間を効率的に使うことができました。

1日目 11:00アテネ(ピレウス港)出港   15:00~23:00ミコノス島寄港

2日目 7:00~12:00クシャダシ(トルコ)寄港 16:30~21:00パトモス島寄港

3日目 7:00~18:00ロードス島寄港

4日目 7:00~11:30クレタ島寄港 16:30~21:00サントリーニ島寄港

5日目 6:00アテネ(ピレウス港)帰港

寄港地の魅力

ミコノス島は古き良きギリシャの風習と真っ青な空、粉ひき風車、真っ白な壁の家がロマンチックで、「エーゲ海の宝石」と呼ばれています。街は道が狭く、迷路のように入り組んでおり、お土産屋やレストラン、カフェなどが軒を連ねます。島内には300を超える教会や修道院があり、文化的、歴史的建造物も楽しめます。のんびり散策するのにとてもいい島です。

クシャダシはトルコの海辺リゾートとしては最も早くから開発され、ヨーロッパの観光客でにぎわう、トルコ有数のマリンリゾートです。海岸沿いのアタテュルク通りと歩行者天国のバルバロス・ハイレッティン通りの交わるバザールが街の目玉です。じゅうたんや香辛料など、トルコならではの土産物屋が並んでおり、エキゾチックな雰囲気を存分に楽しむことができます。

パトモス島は「ヨハネの黙示録」の著者ヨハネが、イエス・キリストから啓示を受けたとされる島として知られています。島内には、啓示を受けたとされる洞窟が残っており、見学することもできます。洞窟や丘の上の神学者聖ヨハネ修道院やそれを囲む旧市街ホーラ一帯はユネスコの世界遺産に登録されています。

ロードス島はドデカニサ諸島最南端にある1番大きな島で、ギリシャ屈指の観光地です。街は旧市街と新市街に大きく分かれます。旧市街は聖ヨハネ騎士団が築き、宮殿や城壁があり、中世の趣を色濃く残し、街全体が世界遺産に指定されています。新市街は欧米諸国の一大リゾート地として発展しています。

クレタ島はギリシャ文明発祥の地で、紀元前3000年頃にはすでに文明が起こっていました。ミノア文明最盛期の建物の有名な遺跡、クノッソス宮殿はこの島にあり、多くの観光客を集めています。

サントリーニ島はキクラデス諸島の中でも最も南にある火山島です。紀元前からの歴史と遺跡、火山活動が作り出した切り立った断崖の上に、積もった雪のように輝く白壁の家々が美しい島です。港から断崖の上に行くにはゴンドラリフトやロバのタクシーを利用します。石造りの家々がひしめくように軒を連ねていて、小さな店もたくさん並んでおり、美しい街並みを散歩するだけでも楽しいところです。

魅力あふれる個性的な島々を巡るエーゲ海クルーズ。日本から遠い地ではありますが、そこには見たこともない風景が広がります。また、歴史的建造物も多く、感動すること間違いなしです。

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