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鳥羽 四日市 クルーズ寄港 下船観光で伊勢神宮参拝​

投稿日:2019/02/04 更新日:

三重県内でクルーズ船が寄港する港が四日市と鳥羽。三重県といえば、やはり欠かせないのが伊勢神宮参拝。四日市、鳥羽どちらからも日帰りで足を運びやすい皇室にもゆかりの深い由緒ある神社の参拝について紹介させていただきます。

伊勢神宮について

伊勢神宮は、正宮・別宮・摂社・末社・所管社を含めると125宮社あります。中でも中心となるのは天照大御神を祀った「内宮」と豊受大御神を祀った「外宮」です。伊勢神宮では「外宮先祭」と言う習わしがあります。祭事の多くは外宮から先に執り行われる事がほとんどで、参拝についても外宮を先に参拝してその後、内宮を参拝するべきとされています。外宮、内宮ともに正宮と別宮がありますが、正宮を先に参拝するのが習わしとされています。なぜ、外宮から参拝するのかは天照大御神が外宮を先に参拝してから、内宮へ参拝することを自ら告げたことによるとされています。また参道を歩くときは外宮が左側通行で内宮が右側通行とされています。つなみに伊勢神宮での手水の作法は次の通りです。①左手を洗う→②右手を洗う→③口をすすぐ→④柄杓を持った左手を清める→⑤柄杓を立てて元の位置へ戻す

外宮 正宮 豊受大神宮

豊受大神宮は、衣食住、広く産業の守護神である豊受大御神を祀っています。今から約1500年前、天照大御神のお食事を司る御饌都神として丹波国から現在の地に迎えられたのが起源とされています。されました。外宮御垣内の東北に位置する御饌殿では朝と夕の二度、天照大御神を始め相及び別宮の神々に食事を供える日別朝夕大御饌祭が続けられています。外宮の別宮には多賀宮、土宮、月夜見宮、風宮、そして古代から神事で用いられた外宮神楽殿があります。

内宮 正宮 皇大神宮

皇大神宮は天照大御神が祀られています。今から2000年前、皇位のしるしとして受け継がれる三種の神器の一つである八咫鏡がご神体として伊勢の地に祀られました。国家の守護神として崇める伊勢信仰は平安末期より全国に広っていきました。現在でも全国の神社の本宗として特別に崇敬を集めます。内宮の別宮には荒祭宮、月読宮、瀧原宮、伊雑宮、風日祈宮、倭姫宮があります。

外宮と内宮は場所が離れています。外宮から内宮までバスで約10分、本数も比較的多いです。外宮または内宮だけをお参りするのは、「片参り」と言われていて縁起がよくないとされていますぜひ、両方を参拝しましょう。ちなみに正宮だけを参るのは差し支えないですが、別宮だけ参るのはやはり良くないとされています。

おかげ横丁

伊勢神宮内宮門前町の真ん中にあって江戸から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現されているのがおかげ横丁です。たくさんのお土産屋さんや料理店が立ち並んでいます。内宮を参拝した後にはぜひ、足を運んでみましょう。

伊勢神宮へのアクセスは四日市からは近鉄もしくはJRの四日市駅から乗車して伊勢市駅下車、鳥羽からは近鉄鳥羽駅から近鉄に乗車、鳥羽市駅で下車、外宮までは徒歩で約5分程度です。

鳥羽に寄港するクルーズ

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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