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【観光列車】ベル・モンターニュ・エ・メール(べるもんた) 2023年運行スケジュール【ノリッポ】

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富山県のJR城端線・氷見線で運行している観光列車が「ベル・エ・モンターニュ・エ・メール」。フランス語で「美しい山と海」を意味します。愛称は「べるもんた」。沿線の山と海の変化に富んだ美しい景色を車窓から楽しめる列車の魅力を記事で紹介します。

沿線は万葉集ゆかりの地 

JR城端線は富山県高岡市の高岡駅から南砺市の城端駅まで、JR氷見線は高岡駅から氷見市の氷見駅まで運行している路線です。高岡の伏木には越中国の国府が古くは置かれていて、万葉歌人として有名な大伴家持が国司として赴任。在任中に多くの歌を詠みました。高岡市雨晴海岸から氷見市松田江の長浜まで続く砂浜は、 「白砂青松百選」や「日本の渚百選」に選ばれている富山の絶景スポット。遠くには立山連峰の雄大なパノラマも見ることができます。

「ベル・エ・モンターニュ・エ・メール」の車両

車内は沿線の伝統工芸品「井波彫刻」や「高岡銅器」をイメージした吊り革の装飾物が特徴的です。車窓は窓枠が額縁風にデザインされていて、最大幅は2.52メートル。雄大な立山連峰もダイナミックに楽しむことができます。また合掌造りや花などを題材にした伝統工芸品「井波彫刻」や「庄川挽物木地」の茶碗や「越中三助焼」の湯飲みなどが展示されています。

「ベル・エ・モンターニュ・エ・メール」車内での食事

新鮮な富山湾の海の幸を楽しめるのも魅力。食事は予約制で乗車日の3日前の17:00までにVISIT富山のサイトで申し込むことができます。申込む前に既に乗車券・特急券を購入する必要があります。富山湾の新鮮な海の幸を使った鮨5貫を楽しめる「ぷち富山湾鮨セット」や「天然の生け簀」と称されている富山湾で揚がる鮮度抜群の地魚と富山県産米を使った「ぷち富山湾丼セット」など富山の「海の幸」を単横しながら列車の旅を楽しめます。

「ベル・エ・モンターニュ・エ・メール」の運行スケジュール

列車は土・日曜日に運転されます。

土曜運転

高岡駅・新高岡駅~城端駅

ベル・モンターニュ・エ・メール51号
高岡9:38発→新高岡9:43発→砺波9:59発→福野10:07発→福光10:15発→城端10:22着
ベル・モンターニュ・エ・メール53号
高岡13:08発→新高岡13:12発→砺波13:31発→福野13:41発→福光13:48発→城端13:55着

城端駅~新高岡駅・高岡駅

ベル・モンターニュ・エ・メール52号
城端10:42発→福光10:53発→福野11:00発→砺波11:09発→新高岡11:26発→高岡11:30着
ベル・モンターニュ・エ・メール54号
城端14:10発→福光14:17発→福野14:27発→砺波14:35発→新高岡14:55発→高岡
14:59着

日曜運転

新高岡駅・高岡駅~氷見駅

ベル・モンターニュ・エ・メール1号
砺波9:45発→新高岡10:01発→高岡10:04着/10:25発→伏木10:39発→雨晴10:48発→氷見10:56着
ベル・モンターニュ・エ・メール3号
新高岡13:55発→高岡13:57着/14:25発→伏木14:42発→雨晴14:51発→氷見14:59着

氷見駅~高岡駅・新高岡駅

ベル・モンターニュ・エ・メール2号
氷見11:05発→雨晴11:12発→伏木11:25発→高岡11:36着/12:07発→新高岡12:10着
ベル・モンターニュ・エ・メール4号
氷見15:15発→雨晴15:22発→伏木15:35発→高岡15:48着

高岡市内には「高岡市山町筋伝統的建造物群保存地区」と「高岡市金屋町伝統的建造物群保存地区」という歴史情緒あふれる街並みが残されているエリアがあります。北陸新幹線の開通で便利になりました。美しい海岸、雄大な山々のパノラマ、そして歴史・文化を楽しめる高岡・氷見の魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。

参考リンク:【富山 高岡】 伝統工芸の町歩き おすすめ観光スポットとホテル情報

高岡・氷見のホテル・旅館・宿一覧、宿泊予約

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ホテル、外資系航空会社勤務を経て、個人旅行に特化した旅行会社で企画を担当、お客様の希望に応じた「オーダーメイドの旅」の企画・提案に携わり、ヨーロッパ各地の音楽祭、オペラ・クラシック公演鑑賞、音楽家ゆかりの地巡りなど音楽旅行を中心に手掛ける。現在は「日本再発見」をテーマに西日本を中心に各地に残る歴史・文化遺産の魅力を発信している。過去に手掛けた旅行は1000件以上。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。博物館学芸員資格。日本考古学協会賛助会員。2020年度「吉野アンバサダー」。大分県生まれ、福岡市育ち。

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